うちの会社で30年前に建てたアパートの大家さんより、

201号室のキッチンから101号室へ水漏れが発生していると連絡がある。

 

201号室のキッチンの水栓は止まっているかを確認したが、

201号室は留守で、携帯も出ないという。

水道業者を手配しても、201号室に入れなければ修理できないと説明。

大家さんは、「鍵は持っているけど、入っちゃっていいですか?」と

私に訊いてくる。

 

「緊急事態だから、入っちゃいなよ」と言いそうになるが、

何かが憑依して、「それは管理者の方が判断してください」と伝える。

 

この時もこの大家さん、ちょっとおかしいと思った。

私の質問に答えず、何回も同じことを言う。

キョドッている。

 

30分後にまた電話が掛かってくる。

その時は全く感情が無く、セリフを棒読みしている感じで、こう言った。

 

「さっき、あなたは無料で修理すると言ったのに、

 水道業者は、修理費用が発生すると言った。

 録音しているから間違いない。

 責任を取って、あなたが支払ってください」

 

威風堂々と伝える。

「見積もりまで無料と説明しました。

 録音しているならそれを聞いてください。

 私は無料で修理するなんて言っていません!」

 

そしたらこう言った。

「あなたの会社で建てたのだから、 おたくで費用を支払って」

 

勘弁してよ。

30年前の家の水漏れや、もしかしての入居者の水栓締め忘れを

どうしてうちの会社が支払うのか?

 

電話を切ってふと思った。

「緊急事態だから部屋に入って・・・」なんて言っていて、

入居者から訴えられたら、私のせいにされてしまうとこだった。

録音されているし。

 

神が憑依していたのか。

助かった。