結婚式の後、

成田駅前のビジネスホテルを予約して、

翌日成田山にお参りして帰った。


母は最近目が覚めて、夜中に起きている。

その上、枕が変わると眠れない人だから、

ホテルの同じ部屋で、

夜中起きて動き回ったらどうしようと心配していたが、

お風呂に入って、20時半にはぐっすり、

夜通しいびきをかいて寝ていた。


翌日はゆっくり朝食、ゆっくり9時半に出発。


ホテルから成田山まで車ですぐの所なので、

その前に、道の駅に行くことにする。


成田山とは反対側、車で30分の所にある。

道の駅に行っても、どうってことのなかったらどうしよう、

たいしたものが売ってなかったらどうしよう、

と心配していたが、

道の駅には、野菜や魚が安く売っていた。


白菜1個120円!大根が1本100円!

信じられない!と目を輝かせて、

母は野菜やお米や魚を買い占めていた。


よかった、ここまで来て。


成田山に着いたのが11時。

大本堂では、護摩を焚いて、お経を読んでいた。

参拝者は本堂の中に入って拝むことができた。


私は最近、般若心境を勉強したので、

お経を聴きたくて、中に入ろうとするが、

「えっ、中に入るの?」と

母に言われてしまう。


母は、参道で米屋のようかんや、

鉄砲漬けを買いたくて、目がキラキラしていた。

しょうがなく、お経はあきらめる。


3年前に成田山に来た時食べたうなぎがおいしくて、

そのうなぎを食べるのが今日の第一目的。


名前も場所も覚えていないが、

行けばわかるだろうと思って。

でも、わからない。


土産屋のおじさんに訊くが、

おじさんは首をひねりながら、

「その店、もう無くなったかも。

 確かパン屋に変わっていた」

と言われる。


ガガーン。


とぼとぼ歩いていると、

それらしき記憶のあるお店を発見。

そうだ、この店だ。川豊。うなぎ専門店。

店先でうなぎ捌き、炭火で焼いてくれる。


左右にも、うなぎを出す店があるのに、

観光客はこの店に吸い込まれるように入ってい行く。

時々行列になる。


うなぎ並(3分の2)が2300円。

うなぎ上(1匹)が2800円。


値段の差は大きさだけというので、

よくよく考えて、並にした。


20分経って出てきたうな重は最高!!

ふんわりやわらかく、でも表面は香ばしい。

ごはんがちょっと固めに炊いてあって、

やわらかなうなぎとちょうど合う。

タレが程よい加減でごはんに絡まって、

うなぎの油と混ざって、なんとも言えない。


幸せだ--!


うな重を食べた後、土産用も売っていたので、

よせと言うのに、母はうなぎ好きの父のために、

うなぎを買ってしまった。


はい、また20分待ちました。

私たちと一緒に、台湾?香港?からの観光客も、

土産用のうなぎを待つ。

一体、この人たち、どこで食べるつもりか?

ホテルか。

ごはんはどうするのか。


謎が残った。