男子最終戦のJTカップを観戦した。
家に7時半、車でピックアップしてもらい、
8時半にはよみうりランド駐車場に着く。
9時半スタートの遼くんの練習から見られると
思っていたが、これが間違いだった。
駐車場から東京よみうりクラブまで、
無料送迎バスが走っていたが、
バスに乗り込むまで50分かかった。
9時25分に、4番ホール付近にバスが着き、
これでは遼くんのスタートに間に合わないので、
そのまま4番ホールのティーグランドにはりついた。
何組ものティーショットを見る。
皆、「カキーン」という、いい音ではなく、
「カツン」という、かすったような音だが、飛んでいく。
D・スメイルや藤田寛之たちのティーショットを見ていると、
隣のホールから歓声が聞こえて、ざわざわ騒がしくなる。
後ろの遼くんチームが近づいてきているようだった。
遼くんの前のチームは、落ち着いてプレーができず、
たいへんだなあと思った。
いよいよ遼くん登場。
スタッフの数も増え、「携帯、カメラ撮影はご遠慮ください」と
さっきまで聞こえなかった注意の声も上がる。
遼くんは、背が低くも高くもなく、
均等が取れてスタイルいいなあと思った。
今日も勝負の赤いパンツをはいていた。
そこから遼くんを追いかけようとしたが、
いつの間にか自分の周りはすごい人。
遼くんを追いかけようにも、人ごみで前を進めない。
ようやくグリーンで追いついたが、
見られる場所がない。
ようやく遠くから見られる場所を確保して、
パットを見た。
12時近くにちょうどクラブハウス付近にいたので、
お昼を買うことにしたが、お弁当も軽食もすごい人の列。
結局、13時過ぎに買おうということにし、
トイレに行く。ここも人の列。
トイレから出ると、その付近で弁当を売っているが、
それほど並んでいなかったので、そこに並ぶ。
が、全然前に進まない。
そこにあるお弁当はすべて売り切り、
クラブハウス付近で売っているところから、
弁当を運んでいるのだが、人ごみでなかなか
たどり着かないらしかった。
後ろから「そんなことはわかっているんだから、
前もってルートを空けとけよ」とか、
「トイレも並ぶし、お昼も買えないなんて、いったいどうなってるんだ」
と、罵声が飛ぶ。
そして、私も考えてはいけないことを考える。
「男子の試合は、テレビで観るもの?」
ようやくお弁当を手に入れて、
18ホールのグリーン付近に座り、
18ホールのパットを観ながら食べる。
そして、また遼くんの追いかける。
女子の大塚家具レディースを観た時と
同じぐらい人が入っているが(1万人ぐらい)、
女子は、観客は満遍なく応援する組に分かれていたが、
男子は、70%が遼くんにくっついている。
だんだんとホールアウトする選手が出てくると、
遼くんの組に付いている観客が多くなり、
もう身動きも取れない。
その時、ある軍団を発見。
Tシャツの表に「RYO ISHIKAWA」、
裏に「プレー中です。お静かにお願いします」という
同じTシャツを着ている軍団、
ピンクに白字で、それぞれ「R」「Y」「O」という文字の入った
Tシャツを着ている3人組。
それらの人たちは、皆黄色の
ヨネックスのサンバイザーをつけていた。
そして、皆、40代以上の女性。
遼くんのプレーを観て、振り向くと、
その黄色いサンバイザーをしたおばさまたちの軍団がいるのだ。
中には関西弁の人たちもいた。
関西からの追っかけ?
自分の家族たちはどうしたのだろう。
今日は結局遼くんはスコアを伸ばすことができなかった。
あまりプレーを観れなかったので、
このプログを書いた後、ビデオ録画したものを見ようと思う。
試合が終了し、表彰式と、男子ツアー最終戦が終わったので、
選手全員が出て、トーナメント終了の会みたいなのがあった。
宮本選手会長のスピーチがあり、その最後に、
ドンファンが韓国の兵役に参加し、
2年間ツアーを離れると報告をした。
すると、観客から「待ってるぞ」「帰ってこいよ」と声があがる。
感動した。
2年間もゴルフができなくなるのは、
プロとしてはたいへんだろう。
ぜひ、2年後に戻って、活躍して、またシードを取ってほしい。