(少年野球などの)子供のスポーツ活動に、お茶出しや当番、送り迎えや技術指導など...“親の負担が大きい„と言った声を聞く事があります。

近年は働き方や価値観が変わり、親の関わり方を見直すチームが出てきています🧑‍🏫


「保護者は子供が一人で練習場所に来れない場合だけ、送迎してくれれば後はこちらで面倒をみます」...そう話すのは、東京都練馬区などを中心とした少年野球チーム「練馬アークス・ジュニア・ベースボールクラブ」代表の中桐悟さん...。


子供と一緒に練習に参加する親はいるが、お茶出しや道具の準備などはしない。「飲み物は自分で持参すればいい。指導者への心遣いや機嫌取りも不要です」...と中桐さんは話していました🤗


子供の父親は「当番になると妻の負担も大きくなるため、これまで参加しづらかった。このチームは参加しやすくて良かった」...と話していました。

チームは『親の負担排除』などを掲げ、活動しています。コーチらに対価を支払うことで運営面を担っています。


親が子供のチームの運営を何でも担ってしまうと、子供たちの自主性が損なわれていく...という懸念もあり、子供たちの成長を中心に掲げる野球リーグもあります🏟️


東京と神奈川で展開する少年野球リーグ「プレイヤーズ・センタード・ゲームズ」は、試合時のライン引きやグランド整備、塁審を子供が担います。

試合中は、監督や保護者の怒号、罵声はもちろん、相手チームへの野次も禁止ですバイバイ


事務局長の塚本幸治さんは「大人が出過ぎてしまうと、子供たちが従うだけになり、考える機会を奪ってしまうことになる。子供の自主性を尊重することで、失敗しても挑戦できるようになる」と話していました💬


「学校教育の一貫」と言われる高校野球などは、一部の有名高校や一部の生徒だけの大会になっているような気がします。(学校の)名声を広げるための存在でしかないようにも感じます。

汗水流して共に頑張った(同じ)生徒の多くが、甲子園や予選会で活躍できるようなシステム作りが必要だと感じます。


今の「トーナメント制」ではなくて、「リーグ制」を導入することも一つの方法だと思います。突出した選手だけではなくて皆んなが参加できるような...。


「失敗しても(再度)挑戦出来る」...ことが、子供たちの自主性を育てることに繋がります。

もちろん怒声や罵声、野次などは禁止です。「怒る」ことが成長に繋がりません。子供であっても 『人格』『尊敬』は大切です🙅


少子化が進み、スポーツに親しむ子供が減ると、スポーツ文化そのものを維持することが困難になります。


親の負担について、大阪大学教授・岡田千あきさんは「専業主婦が今よりも多かった時代は、『子供のために』とお茶当番などに、ヤリガイを見いだす人もいた。共働きが主流になり、親の協力が難しくなっている。親の負担を軽減する例が増えている」と指摘しています。

続けて「協力が前提のチーム運営が受け入れられなくなっている。子供のスポーツ離れが進まないよう、負担の軽減を図ることが大切だ」と話していました指差し


ついつい親心から過剰な行動をしてしまい勝ちですが『付かず離れず』の気持ちが大切なのかも知れません!!