今日 5月3日は『憲法記念日』です。『憲法』は、1947年に施行されて今年で77年になりました。


この時期は大型連休と云われ、ニユースの画面からは渋滞中の高速道路や、 すし詰め状態の新幹線の映像が繰り返し流されています。

「 ゴールデンウィーク」などと云われますが、車を運転する父親や座席に座れない乗客たちの姿を見るにつけ、「そんなに無理して出かけなくても?」...などと余計な心配をしてしまいます(笑)車バス


『憲法』とは、国民の権利・自由を守るために、国がやってはいけないこと(またはやるべきこと)について、国民が定めた決まり(最高法規)です。

○『民主主義』○『基本的人権の尊重』○『平和主義』の 3つの三原則が厳格に定められています。


今朝の朝刊に「現行憲法が、日本に平和の尊さと民主主義の理念を定着させ、経済的発展の土台となった」とありました。

一方で、『衆議院憲法審査会』での討議は低調で、今国会では3回しか議論がなく、岸田文雄首相は「自民党総裁の任期中に改正したい」と述べたに止まっている...そうです手


全国世論調査によると、憲法を「改正した方が良い」との回答が63%と、3年連続で6割台になりました。「改正しない方が良い」は35%(前回33% )でした。『戦争の放棄』を定めた9条1項を改正する必要は「ない」と答えた人は75%(前回75%)でした。

『戦力の不保持』などを定めた9条2項を、改正する「必要がある」が53%(前回51%)で過去最多となり、「ない」の43%(前回44%)を上回りました指差し


憲法改正賛成派が増えた背景には、北朝鮮・ロシアや中国など日本を取り巻く安全保障環境の変化があります。中国の軍事増強や日本の領海への侵入が脅威だと「感じる」との回答は、「大いに」「多少は」とあわせて93%に上りました。


『1票の格差』が社会問題になっています。「法の下の平等」「投票価値の平等」と勝手に解釈をして格差是正を繰り返した結果、参議院では徳島県と高知県が同じ選挙区になるなど、あまりにも歪(いびつ)な選挙区となり「過疎地の声」を届ける議員がいなくなりました知らんぷり


選挙に行く人々が少なくなりました。令和3年に行われた衆議院選挙の投票率は55.93%、令和4年に行われた参議院選挙は52.05%でした。

『憲法』はあまり馴染みがなく難しいですが、子供たちの将来・日本の将来を考えた時に、憲法は避けては通れない大きな課題です。


一人一人の1票は小さくても自分の考えや意志はその1票で表現出来ます。まずは『選挙』に行って、公約や人間性を吟味して貴重な1票を投じたいものですね。

『憲法記念日』の日に、日本の未来のあり方について考えてみるのも大切だと感じます!!