カラオケ.....

 幸せって 何だっけ 何だっけ~

 ポン酢しょうゆの ある家さ

 .....カラオケ


明石家さんまさんが軽快に歌い上げた「キッコーマン・ポン酢しょうゆ」のCMソングが流れていたのは1986年です。あれから38年が過ぎました。月日の経つのは早いですね(笑)


「幸せ」って何でしょうか?

人それぞれに「幸せ」に対する考え方は違います。

さんまさんは、「ポン酢しょうゆ」に幸せを見いだしていました(笑)笑

私もこのCMをテレビで聞いて、「幸せ」の定義を自分なりに模索した記憶があります。


SNSでは(真偽の程は兎も角として)好き勝手に人の物を盗んだり、無銭飲食などのお金絡みの出来事で溢れかえっています。罪悪感や責任感に乏しい今の時代を著しています。

また肩書や家柄?などを自慢気にヒケラかしたり、学歴や職歴でマウントを取ったり、貧富の差をあからさまにして見下したりする人々が増えてきました。まさに人間の本性が写し出されていますグラサンハート


人間はこの世に産声をあげてその人の人生がスタートとします。裕福な家庭に生まれるか?容姿端麗に生まれるか?は、「神のみぞ知る?」で本人に選択肢はありません。

ただ、人間には「生老病死」が付きまといます。言葉を変えれば唯一人間に与えられた平等な出来事は、いずれは(遅かれ早かれ)老いて死んで行く...この現実だけは逃れようがありません。


帚木蓬生さんの小説に『安楽病棟』があります。痴呆と介護の問題を描いた終末期医療の作品ですが、「人間の生き様」と「人間の人生観」について考えさせられました指差し


深夜引き出しに排尿する男性、お地蔵さんの帽子と前垂を縫い続ける女性、気をつけの姿勢で寝る元近衛兵の男性、異食傷で500円玉がお腹に入ったままの女性、いつまでも20歳だと思っている女性...様々な症状の老人が暮らす痴呆病棟ですが、彼ら彼女らには地方議員、学校の校長、街のパン屋さん、店の店主など様々な華々しい職歴があります。

そんな人々も少しずつ老いて『痴呆老人』となり介護の手当ても虚しく、やがては亡くなります。


そこには、華やかな職歴も身分の上下や貧富の差などは必要ありません。あるのは「生老病死」という間(はざま)の中で、いかにして一人の人間として生きてきたのか...という「生き様」だけです。

えてして人間は、他人よりも一歩でも勝り一歩でも前に進み、他人と比較して生きていく道を選びますが、そこには「差別」や「区別」「偏見」が生まれますグラサン


今から2200年前に、中国・秦の始皇帝が「不老不死」の薬を部下に命じて探し求めた『徐福伝説』がありますが、それほど人間は『死』を恐れて『死』と深刻に対面していました。

人間にとっては、それほどまでに「生老病死」は永遠の課題です。


(理想かも知れませんが)人間ってそんなに違うものなんでしょうか? 

周りの景色に惑わされず、他人の言動に触れ回されず、自身の生き方に誇りを持って行動する...それが「幸せ」の定義だと感じます。


「幸せ」って何だっけ?何だっけ?

あくまでも私見ですが...自分自身の生き様を信じて、自分自身を信じて突き進むこと...それが「幸せ」だと思います!!