高校野球が始まりました。毎日手に汗握る熱戦の連続で、まるで「高校野球」が聖域のようにテレビでは連日放送しています⚾


残念ながら21世紀枠の「別海高校」と「田辺高校」は初戦で敗退しました。試合結果は健闘しているかのようにか見えますが、やはり力の差は歴然としています。「ほら、本来の高校野球をしているよ。決して有名高校だけの大会ではないよ!」と高野連のおじさん?たちの"ほくそ笑んでる"顔が浮かんできそうです(笑)。


文句言いの私からすれば"何だか自民党と同じだな"という印象しかありません。

裏金問題が表面化してマスコミや国民からは非難の標的となり、いよいよ「記憶にございません」と逃げ回る事も出来ずに『政倫審』を開きましたが、相も変わらず「記憶にございません!」の連呼です。まさに「ちゃんと国民の要望に応えましたよ!」などと"やったか感"をアピールしていましたが、自らの愚かさを露呈しただけですね(笑)グラサン


高校野球もそんな印象を受けます。高野連の頭の固いおじさん?たちは、自らの保身と立場の維持(何の為の保身・立場なんでしょうか)のために、頑なに高校野球を利用します。


聞くところによると、(名前をあげて恐縮ですが)石川県の「日本航空高校」は部員全員が他府県の出身だとか...。(以前にも幾つかの高校が問題になりましたが)学校の得意性があり一概には言えませんが「何が地域代表なの?」「高校野球って何なの?」という疑問が残りますてへぺろ


「教育の一貫」「人間の育成」を基本理念に挙げていますが、これじゃまるで一部の有名私立高校の売名に貢献するだけの存在でしかありませんね。いっそのこと、名前を変えるか理念を変えてみたら...。


高校野球は、あまりにも美化され過ぎてアンタッチャブルな領域に入ろうとしています。(高校野球に限りませんが)高校には多くのクラブ活動があり、そこで真摯に楽しく取り組んでいる高校生が存在します。


"メジャースポーツ"と"マイナースポーツ"という区分(言い方)があります。マスコミは自社の利益(スポンサーの意向)や視聴率の向上の為に、マイナースポーツを切り捨て一部のメジャースポーツを神格化して放送します。スポーツ活動にそんなに差があるのでしょうか?


日々頑張っている高校生の気持ちの中にはそんな色分けは存在していません。そこには、人間を篩(ふるい)に掛け優劣を無理やりにつけて、選別する...そんな結果でしかありません知らんぷり


人間は区別するのが好きで何事も「色分け」をしたがります。頭の良い人・悪い人、容姿の良い人・悪い人...などと、区別(差別)する事で他人よりは少しでも優越感に浸ろうと考えます。人間の醜い本能ですね。

これからの多様性の時代を眺めた時に、こんな環境がいかに無駄な作業で無様な行いであるのか...そう感じます。


差別やイジメは社会問題となっていますが、相も変わらず失くなりません。

その原因はいろいろな側面がありますが、その一つとしては高校野球(高校スポーツ)の在りかた・考え方もあると思います。


一生懸命に純粋に取り組んでいる多くの生徒がいることを頭の片隅ではなく、一人一人の存在感と価値感を自らに問いかけ考え直す事が必要だと感じます!!