現世から宇宙へ向かう時



オーロラのカーテンをくぐり 


クリオネみたいに透き通った体に
神々しい風が吹き抜け

羽ばたくごとに 光煌めき

もう重い荷物はいらない

軽やかに 上昇する





光と共に羽ばたき
暖かな光に包まれる


全てが清らかさで一杯の感覚に染まる








現世から違う時空へ
高次元の光の宇宙へ移動する
夢を何度か見た事があって

空を 天を 舞う 飛ぶ 浮く 
そして空を泳ぐ感覚

それは とても心地よい浮遊
天を遊泳する
例えようがない 心地よさ


そんな夢から覚めた時
陶酔し しばらく動けない

現世から旅たった時の記憶が
DNAに残っているかのような
あまりにも鮮明で不思議な夢