彼は天才だ!高倉健になる人

 

 

俳優 草彅剛の素晴らしさを伝える、ひとつの資料としてこの記事を上げておきます。

 

今は亡きつかこうへい氏のありがたいお言葉を発見し、これは記録しておきたいと思いました。存知の方も多いとは思いますが。改めて皆さんにもそのコメントと「動画」を紹介します。

 

 

動画はいつ消えるかわからないので・・・

つかこうへい氏のコメントの肝心な部分は文字起こししておきます。

 

「彼は天才だと思いましたね、非常に頭がいい子でしてね。

でも、喜怒哀楽の表し方がわからなかったんですよね。

「好きにやってくれ、俺が責任とるから!」ということで言ったら 

吸い取り紙に水がすっと吸い上げられるような感じで

↑こんな風に伸びていきましたんでね。

→こういう風にならないんですね天才というのは、

↑こう上がっていくもんなんですね」

 

「優しい目しても絶対笑っていませんし、心底笑ってないですし

怒った時がまた怖いですけどねぇ~

腹に魔物を持っていると言いますか、化け物を腹の中に持っているんで

抑圧された怒りですかね?

あの子の中の存在自体の怒りみたいなものがあるんじゃないでしょうかね

僕は、高倉健になって欲しいと思ってるんですけどね。

あいつこそ高倉健になる人じゃないかと思っていて・・」

 

 

つかこうへい 

1948年4月24日~2010年7月10日

日本の劇作家、演出家、小説家。

 

代表作(映画)

 蒲田行進曲、 熱海殺人事件、 寝盗られ宗介、 二代目はクリスチャン、 金田一耕助の冒険など

 

独特の脚本と演出

基本的には稽古初日前までに戯曲(台本)を役者に渡し、役者は全て暗記して来るが、「作家が机の上で書く台詞は4割。あとの6割は稽古場で役者が自分に書かせてくれるもの」と語っている通り、稽古を重ねる毎に台詞が大幅に変わっていく。稽古場で役者を鋭く観察し、芝居の流れを見ながら頭に浮かんだ台詞を口頭で伝え、役者はその台詞を瞬時に暗記して復唱し芝居を続ける。稽古期間だけではなく、舞台初日から楽日までの間にも役者の成長や観客の反応等を見ながら台詞を変える為、初日と楽日では演出が異なり、つかファンは必ず初日と楽日のチケットを買い求めると言われる。また「間だの芸だのいらない。芝居はF1レース。0.01秒間違えると死ぬという真剣勝負を観に、客は来る。金を払って車庫入れを観に来る客はいない」という独自の持論を決して崩さなかった。

 

「つかこうへいの演出指導を受けたり縁の深い俳優と脚本家たち」

Wikipediaに多くの俳優が名を連ねているが、そのちょうど真ん中あたりに「草彅剛」の名前が輝いている。(Wikipediaつかこうへい

 

つかこうへい氏のような天才に、「彼は天才だ!高倉健になる男だ」と言わしめた草彅剛

これから、彼がどんな風に、俳優として活躍してくれるのかとても楽しみです!!

 

まずは、今月の出演作が楽しみですね

 

1月27日(午後7:30~8:43)NHK

『NHKスペシャル未解決事件File.06赤報隊事件』

 

草彅剛は赤報隊事件を扱った実録ドラマで朝日新聞特命取材班の記者を演じる。

 

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