彼との出会いは1ヶ月ほど前。
僕は久々に大学の友人と飲むことになっていた。
─渋谷 ハチ公前
注意深く目を凝らしていなければわからないほどに街に溶け込んでいる。
彼の最初の印象はこうだった
「特別な威圧感もなければ、派手さもない。瞳は常に深遠を見ているかのような慈悲があり、何を考えているかわからない男。」
PM18:40
約束の時間まで20分。
僕は人を見るのが昔から好きだ。
人間観察と言えばくだらないが、
微笑ましい光景など見たときは幸せな気分になる。
急に不安定になった空を見ながら
東急のロッカー前に立っていると、CHANELのバッグを持った長身のキレイな女の子が隣に立った。
待ち合わせか何かだろう。
隣から良い香りがしてくる。
(…クソッ!いいなあ!)
するとほどなくして男が近づいてきた。
これが彼氏か。
若干不釣り合いにも見えるが堂々とした雰囲気がある。やっぱりいい女にはいい男がいるもんだ。
しかし、目で合図したかと思うと、突然彼女の横についた。
しばらく間を置いて
「今日、雨降るかな?」
彼女は口ごもった。慣れた手つきですぐに携帯を取り出した。
(ナンパか?やけに堂々としてんな!ナンパはギャル男がやるもんじゃねーのかよ!)
「いえ、突然ごめんなさい。今日夜から雨がパラつくって言ってたんで。せっかく買った新しい靴汚したくないでしょ?笑」
彼女は靴を見てハッと少女の顔に戻った。
次の瞬間、雨の粒が空から一滴ポツリと落ちた。
「ほら。俺も人待ち中なんだ。
きっとすぐ止むから30分だけスタバでも行こう。」
「…30分だけね」
彼女は笑い、彼の後を追った。
この間、ほんの2~3分。
ナンパはギャル男とギャル女がするものと思っていた僕にとって衝撃的な出来事だった。
それにしてもこんなスピードで?
彼は一体何者なのだろう…?
Android携帯からの投稿
僕は久々に大学の友人と飲むことになっていた。
─渋谷 ハチ公前
注意深く目を凝らしていなければわからないほどに街に溶け込んでいる。
彼の最初の印象はこうだった
「特別な威圧感もなければ、派手さもない。瞳は常に深遠を見ているかのような慈悲があり、何を考えているかわからない男。」
PM18:40
約束の時間まで20分。
僕は人を見るのが昔から好きだ。
人間観察と言えばくだらないが、
微笑ましい光景など見たときは幸せな気分になる。
急に不安定になった空を見ながら
東急のロッカー前に立っていると、CHANELのバッグを持った長身のキレイな女の子が隣に立った。
待ち合わせか何かだろう。
隣から良い香りがしてくる。
(…クソッ!いいなあ!)
するとほどなくして男が近づいてきた。
これが彼氏か。
若干不釣り合いにも見えるが堂々とした雰囲気がある。やっぱりいい女にはいい男がいるもんだ。
しかし、目で合図したかと思うと、突然彼女の横についた。
しばらく間を置いて
「今日、雨降るかな?」
彼女は口ごもった。慣れた手つきですぐに携帯を取り出した。
(ナンパか?やけに堂々としてんな!ナンパはギャル男がやるもんじゃねーのかよ!)
「いえ、突然ごめんなさい。今日夜から雨がパラつくって言ってたんで。せっかく買った新しい靴汚したくないでしょ?笑」
彼女は靴を見てハッと少女の顔に戻った。
次の瞬間、雨の粒が空から一滴ポツリと落ちた。
「ほら。俺も人待ち中なんだ。
きっとすぐ止むから30分だけスタバでも行こう。」
「…30分だけね」
彼女は笑い、彼の後を追った。
この間、ほんの2~3分。
ナンパはギャル男とギャル女がするものと思っていた僕にとって衝撃的な出来事だった。
それにしてもこんなスピードで?
彼は一体何者なのだろう…?
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