こんな事を言うと驚かれるかもしれないが、根本的に俺は女が嫌いだった。

特にキスをしている間のウットリした顔。あの醜い顔を見る度に寂しくなる。

笑顔や可愛い素振りは大好きだ。
なぜなら化粧をしているから。

しかし、化粧を剥いだ後の生々しさだけは慣れることが出来ない。

昔、身体の関係で縛り優越感に浸っていた時期があった。

誰にでも手を出し、自分さえ良ければいいと本当に考えていた。

子供も三度おろした。
金も借りた。友情も捨てた。
心を食って生きてきた。

この一年、俺はセックスレスに等しい。もはや女との共通言語を忘れてしまったかのようだ。

今は好きも嫌いも特に感じてはいない。人生に少しでも触れる喜びと、
一から築ける能力にただ感謝している。

「茶色い瞳の奥にある黒いところで
僕は 君の顔を見てるんだ

ゆっくり静かに足を広げてゆくのは
一体どうしてなんだい?」







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