20251025


夏にチケットを予約してからずっと楽しみにしていた。満を持して行ってきた。俺が日本で一番好きなバンド、日本のポストロックの巨匠、toeの25周年ライブである。


場所は両国国技館。土曜日は仕事だったので、開場の4時に行ったが、会場までにもの凄い列が。開場までだいぶ待たされ、その後の物販の列が笑ってしまうほど長くて、購入した時点でもう一つクリアした気分が凄かった。

まぁ、あのブックレットとTシャツ買えたから俺的には目的を果たせた。




彼らが写ってたり、演奏している写真は一切撮ってないよ。音入り前の国技館。このスパーカーのデカさよ。



そしてライブ。マジで楽しみにしていた。

2階のアリーナ先なのでスタンディング程近くはない。スタンディングはチケット取れなかったんだよね。シガーロスの東京ガーデンシアターの時のように距離的には一番遠い場所に陣取ったが、いいんだ。あの音圧は十分に空間を占拠するんだから。


セットリストは昔の曲から最近の曲まで満遍なくやってくれた。


『孤独の発明』のイントロで泣いたな。俺の青春時代の曲なんだよ。この辺のtoeの曲は。マジでバンドマン時代を思い出してエモすぎる。


音に溺れる


このバンドほどこの言葉を体現できるバンドもそうはいない。マジで音圧に溺れた。

マジでライブで聞いた方がいいバンド。あの暑苦しさも現在。皆何かを叫びながら、声にならない咆哮を雄叫びながら、宙を仰ぎながら楽器を掻き鳴らす。


15年前にフジロックで見たあの景色だ。


新しいアルバムだと児玉奈央って人と歌っている『Who knows』って曲がめっちゃよかった。


後はずっとやってくれると信じて待ち続け、アンコールでやってくれたあの曲。


『グッドバイ』


これを聴きにきたんだ。

マジで泣けた。俺が日本で一番好きなバンドの一番好きな曲だ。


音圧がやばい泣

柏倉のドラムがやばすぎる泣

エモすぎる泣


どう処理していいのかよくわからん感情になる。感動とエモさとセンチが入り混ざって溢れ出す。






これはアンコールが終わった後の写真。


あの音圧。

音に溺れ尽くしたあの時間。

一生忘れない。