20250914


タイトルの通り、また仙台までの新幹線をとり、弾丸で旅に出た。仙台は1ヶ月前に行ったばかりである。リベンジというかその時に電車の都合で変更したもう一つの目的地、そしてやり残したことを叶える為である。


今回はちょっとだけ新幹線の時間が早め。とは言っても駅弁を十分に吟味する時間はある。今回はいつもの牛タン弁当ではなくて鮭といくら弁当にした。理由は単純に鮭といくらがめっちゃ美味そうだったのが一番だが、牛タンは選ばなかった。理由は分かるだろ。


で、前も感じたが仙台はめっちゃ近い。うとうとしたら一瞬で着いてしまう。前日の疲れのため、駅弁を食べて気づいたらメロディが鳴っていた。慌てて降車準備をする。


前回と同じ轍は踏まない。今回は余裕を持って仙山線に乗り換え。四両編成のこぢんまりとしたボックスシートの電車。ここからまた1時間列車の旅。


驚くほどの山間を電車は進むなぁと思っている頃に到着。


山寺駅。駅の看板が渋すぎる。


駅に降り立ってみて予想以上のガチ山感に圧倒される。予想としては鋸南の日本寺くらいとふんでいたのだが、想像を超える山だった。


山寺ホテル。味がありすぎる。こんなところに泊まって温泉入ってお酒飲みたい。


登山開始。

階段の総数は1016段。


根本中堂。まずはここで御朱印を頂いた。


ここから有料。山寺、お寺的には立石寺。気合を入れて登ります。



景色はこんな感じ。ひたすらに山の中を突き進むのだが、階段なのでだいぶ歩きやすい。この日も暑かったが、木々が日光を遮ってくれるのでだいぶ涼しく感じた。


せみ塚。何のことはない塚に見えるが、ここは松尾芭蕉の〝閑けさや岩に染み入る蝉の声〟の句の岩。つまりこの岩に蝉の声が染み込んだ岩。何か実物って言われると感動。


岩肌に彫られている。


頂上付近の性相院にて。ここでも御朱印を頂いた。噂では色々書かれていたが、俺は普通に頂くことができた。本来は写経して納経の証として御朱印を頂くものなので、それに拘るお寺があってもまたよし。この辺から景色が素晴らしくなってくる。


奥の院へ続く道。写真じゃ伝わらないんだよなぁ…


岩の上に建つ納経堂がカッコ良すぎる。ネットで山寺の画像を検索するとこの景色が出てくることが多い。これも伝わらないんだが、この断崖絶壁に建っている感と向こうに見える山が美しすぎる。


最終目的地へ。奥之院。階段は全て踏破したが最初に見上げた時の想像よりは比較的簡単に登れた。


奥の院から山形の山々を臨む。


何処を切り取っても絵になるよな。


来ました。最近ハマりまくっているポートレートモード。今回は先の納経堂をバックに紅葉にピントを合わせてみた。


最後に思い残すことの無いよう、景色を目に焼き付ける。その時の俺の後ろ姿。


麓にいたにゃんこに訝しがられる。そんな顔もまた可愛いのがねこである。


麓で昼ご飯。

お腹に溜まらないものを食べたい。今回の夕飯は本気である。ここは山形県。山形の名物、汗をかいた染み入るのはやはりそばだろ。



最初はざるそばと芋煮のセットかなと思っていたのだが、メニューにあった山形牛肉そばが余りにも美味そうでこっちにした。


もちろん美味い。肉の味がしっかりしているが脂っこさは皆無。そばも太めな食感で美味かった。

蕎麦屋は信敬坊って店。




存分に山寺を満喫して仙台方面へ。

1時間電車に揺られ、仙台に戻ってきた。


続く