革靴・革小物を一眼レフで撮る企画。
(そんな企画は無いけどね(笑))
今日はアイアンレンジャー。
(レッドウィング8111 通称アイアンレンジャー)
20世紀初頭のアメリカの鉱夫の為の
ワークブーツのディテールを再現して
世界展開となったブーツ。
ミネソタ州北部の鉱山のある地域が、
アイアンレンジと呼ばれている事から、
アイアンレンジャーという通称が付いた
ようだ。
足先を守るべく、トゥが2枚重ねに
なっているキャップドトゥと、斜めにカット
された履き口が特徴。
レースホールの上3つがフックになって
いるので、脱ぎ履きがしずらいワークブーツ
の中では、楽な方だろう。
オイルドレザーより更にオイルが深く
沁み込んだ、アンバーハーネスと呼ばれる
プルアップレザー。
購入当初は、オイル投入無しで暫く履いて
いた記憶がある。
以後は、年に1~2度、ミンクオイルを投入
するくらいの、雑な手入れ。
ワークブーツは、新品の内は革が固く、
足に馴染むまで月日がかかるものだが、
この革は、最初から足に馴染み、
固いイメージは起きなかった。
このアイアンレンジャーに艶はいらないと
自分では思っている。
もともとのマット感を生かしての
エイジングが似合っていると。
自分は鉱夫では無いが、カメラを持って
ハードな場所をうろつく時に履いている。
15年以上経った今でも、まだまだ
履き足りない感満載なので、これからも
どんどん履かなくては。
今日の1曲は、トム・ウェイツで
「Hoist That Rag」を。