マイホーム計画中のさしとです。
ファースの家とは その壱に続いてその弐
2. エアコン1台で全館空調+換気
最近では、『エアコン1台で全館空調』といったハウスメーカーも増えてきている中、ファースの家も同様だ
他ハウスメーカーの全館空調の詳細は勉強不足だが、ファースの家の特徴を書こうと思う
住宅用壁掛けエアコン1台(+予備用1台)
換気で給気した空気をエアコンで冷暖房で温度対応
ロスナイ換気設備1台
換気しながら室内の温度を保てるように配慮した換気設備(最近の高機密住宅には大抵採用されている)
給気ファン
冬季時エアコンで温められた空気を床下へダクトを用いて供給する(暖かい空気は下から上へと上がる)
夏季時は使用せず、天井裏からエアコンで冷やした空気を供給
空気の通り道
暖房時は床下から根太部を介して壁面へ
その壱で説明した内断熱材と室内壁面材の間を空気層として屋根裏へ
この空気層をハウスメーカーの方は『魔法瓶』と表現していた
→普通の住宅のように空気を温めるという考えではなく、家内部全体を温めるという考え
床、壁、天井が温まる→空気も暖かくなる→人も暖かく感じる(輻射熱で温める)
→空気層を温め→床、壁、天井を温めるには時間がかかるため(2,3日)、冬、夏季はずっとつけておかなければならない
→エアコンを常時使うため、
→冬季は湿度が低くなる可能性がある
→梅雨時期は湿度を取ることができる
所見
全館空調はコストが非常にかかると言われていたが、高機密の上、高断熱サッシが普及し、熱損失も以前より改善してきていると思う
換気もフィルターを介して行うため、夏季、冬季共に窓を開けない方が空気も綺麗かと思う
窓を開けなければ、窓の大半はFIX窓で良いため、窓サッシの価格も下げることができる
やはり開く窓は開かない窓に比べると高い
家内部全体が暖まるため、各部屋毎の扉も階段へ行くための扉も玄関からリビングに行く扉もいらない
4LDKでプライバシーが必要な部屋だけだとすると主寝室、寝室×3、トイレ、風呂洗面所ぐらい?
→室内扉がほとんどいらず、
玄関リビング間、リビング階段間、リビング、廊下間と3扉減ったと仮定すると、
3扉×5マン=15マン安くすることができる
エアコンを4LDKの家に設置するとなると、
住宅ローンとは別に、4部屋4台×8マン+LDK1台15マン=47マン
全館空調用エアコン2台×15マン=30マン
んー、あんまり金額は変わらないかもだけど、ダクト+給気ファン代と考えるとトントンでないかと思う→快適になると考えればお得かな?
輻射熱で室内を暖めるため、不快なエアコンの空気の流れも無く快適だと思う
また、太陽光が普及し、全館空調を使用しても電気代はトントンでないかと思う
んー、でも太陽光設置代の金額回収はできないか汗
上記のように色々考えると、
僕的には全館空調設備でコストが上がる面もあるが、高機密高断熱住宅設備の普及によって、下がる面もでてくるため、採用してもいいかなと思う
備忘録、備忘録