かわいいお客さま | full of love 大野智くん

full of love 大野智くん

『一竿風月』 一本の釣竿を手に 自然の風物を楽しむ
そんな大野智くんに愛を贈り続けます
『いつも そして ずっと大好きです』




今週はバス、電車を乗り継いで
一時間半かかる大手スーパーへ
仕事のため通っています


朝の通勤電車
こんなに混んでいる中
旦那も娘も乗っていることを知り
いつもご苦労様…
一瞬だけ、思いました




* * *



昨日は雪と雨の一日
平日ということもあり
お客さまの足も 少しゆったりまったり



???
柱の後ろで
ちょこちょこっと影が動く



気になってブースの外に出てみると
赤いジャンパーを着た
小さなかわいいお客さまが
柱の影からずっと私を見ています


ニコッと微笑むと
かわいいお客さまもニコッ
でもまたすぐに隠れてしまう



しばらく気になって見ていると
どうやら迷子のぼくちゃん…
スーパーでよく見かける
ちょっと不安げなのに
どんどん一人で歩いてきてしまった
そんな顔をしていたので



泣かれてしまわないように
そーっと 笑顔で近づくと・・・

ぼくちゃんのポシェットに
ジバニャン!よし!


おみせやさんはね~
コマさんが好きだよ~



{989C82EA-0CA1-4E24-AC3C-37C285AD8ACD:01}
(本当は 隣のお兄さんが好きなの~♡)




不安そうだったまあるいおめめが 
キラキラに変わってくれた




間もなく血相変えた若いママが
カートを押しながら走ってきました


かわいいお客さまも
本当の笑顔を取り戻し
バイバイと手を振って帰っていきました
一件落着!





そういえば
サトシックちゃんも 幼い頃に
迷子になったことがあったな…



スーパーでお買い物して
一緒にレジに並んで
お会計を済ませ 下を見ると
サトシックちゃんがいない⁉︎


買い物カートを放り投げて
店内を走り回って探しました

まさか 1人でエスカレーターに
まさか エレベーターに
まさか…まさか…




まだ2歳前
ちょうどトイレトレーニングの
真っ最中だったので
もしかしたら…



すると
ちゃんと女性トイレの中で
一生懸命パンツタイプのオムツを
おろそうと奮闘しているところでした


こんなにひやっとしたことは
一度もないと言えるくらいの経験
でもサトシックちゃんのその姿が
なんともかわいくて
大声で叱ろうと思ったけど
思わず笑ってしまいました




”うちの子は手がかかる”
”ママの言う通りにじっとできない…”

それよりも
自我が芽生え
自分の意思で動こうとする
はじめの一歩



そう捉えたら
”よしよし、よくがんばりました”
”でも今度はママにも教えてね”


子育て真っ最中の時には
そんな気持ちの余裕はないけれど
そういう目で見られたら…と
心に留めています



缶詰めの蓋で手を切ったり
お膳の上で逆立ちしたり
自転車の後ろに座って 居眠りしたり

子どもはいろんなことを
やらかしてくれますからね~



三千円にぎらせて
出ていきなさい‼︎

成績を見てがっくりするどころか
こんな点数見たことない!と
貼ってしまう…
そんな大きな母親に
私もなりたいです




ゆっくり たっぷりの愛情で育ち

いつかママを守ってくれる

たのもしい 男の子になってね