どうも
父の17回忌も滞りなく終了致しました。
「おい(俺)は130まで生きる!」と根拠のない自信で言っていた父も70を目前にして肺癌で亡くなりました。
父は大工の棟梁でした。
仲間達に「あんち!」と(長崎弁で兄貴の意味)呼ばれ親しまれていた父。
職人気質で外面が良く、家では偉ぶっていた父
盆栽や花が好きで庭には植木がいっぱいでした。釣りや狩猟もしていて多趣味な父でした。
仕事も趣味だと言っていた父は
丁寧な仕事をする大工だとも言われていました。
うちの父は次男でしたが、兄妹からは長男である叔父よりも慕われ頼りにされていました。
父の子供は3人、私は末の娘で上には兄が2人います。
兄達は母に似ていて優しい性格なので
父と口喧嘩するのは決まって私でした。
私以外はあまり父に口ごたえしていた印象はありません。
でも、私が高校生の時
友達に父との喧嘩の話をしていたら
その友達から
「お父さんと仲良いんだね!」と言われ
キョトンとしたのを覚えています。
友達には私と父とのやり取りが喧嘩ではなく
仲の良い親子のやり取りにしか思えなかったようです。
その時から私は
「そっかぁ、私ってお父さんと仲良かったんだぁ」と素直に受け止め父を毛嫌いしていた思春期から卒業しました。
それからは私には自慢の父でした。
父にその事を伝える事は無かったけれど…
私は父とそして優しい母の間に生まれた事が誇りです。
今日の手土産、母が育てた山盛りプチトマト!
明日からまたお仕事頑張ります。