アロマテラピー検定2級では10種類の精油が試験対象となります。
イランイラン、オレンジ・スイート、ジュニパーベリー、ゼラニウム、ティートリー、ペパーミント、ユーカリ、ラベンダー、レモン、ローズマリーの10種類です。
本日は2種類目のオレンジスイートです
1種類目はちなみにこちら
オレンジ・スイート(Orenge sweet)
植物名:スイートオレンジ
和名:アマダイダイ
学名:Citrus sinensis
科名:ミカン科
種類:高木
産地の例:アメリカ、イタリア、スペイン、ブラジルなど
抽出部位:果皮
精油製造法:圧搾法
成分の一例:リモネン、リナロール、シトラール、オクタナール、デカナール
オレンジスイートといえば、万人受けする香りというイメージでしたが、こんなこともありました
ヨーロッパではクリスマスの時期に魔除けの香りとしてオレンジにクローブをさし、シナモンやナツメグなどのスパイスをまぶしたオレンジポマンダーを作る風習があります
『太陽』のような暖かなイメージを持つオレンジスイートはリラックスとリフレッシュをもたらしてくれる香りですね
こころを温めて、神経性の胃痛や下痢などを緩和し、食欲増進させることから消化器系の不調にも役立ちます
※光毒性の注意が必要な精油にはオレンジスイートは含まれませんが、全くないわけではないようです。
書籍によってはオレンジスイートにも光毒性があると書かれてあるものもありますし、注意が必要な精油に比べてごくわずかに含まれているという解釈が一番近いと思います。