心外・循環器畑を歩いてきた私にとって
患者さんの終末期を看ることは滅多にありません

大病院なので
急変しても一命は取り留めるし
急性期を乗り切った患者さんは地域の病院へ帰って行きます
転院先で亡くなられた
という話は聞いたりします



そんな中、
オペ適応がなく、
心機能低下が著しく、
回復の兆しの見えない患者さんがたまに入院されます

心機能が悪いので
循環不全から多臓器不全となり
透析や呼吸器が必要となります
しかし、どこまでやるべきか
これは、延命処置になるのか
回復の見込みのある処置なのか
毎回悩まされます

ガンと違って、
薬やその他の医療機器によって
補助しているうちに
心機能が回復するかも...
という、可能性もなくはないからです

治療を頑張るか
緩和治療へ移行するのか
この時期を図るのは
本当に迷います
決めるのはもちろん看護師ではないし
患者さんやそのご家族の意向が最も優先されるものだと思います

でも、知識のある医療人ですらはっきり分からないことを
患者さんや家族が判断出来るでしょうか
ですから、医療者は時期を見て
治療の方向性についてアプローチしなければならないこともあります
その時期がいつになるか...
どのタイミングで話すのか...
誰と話すのか...
終末期看護において経験値の低い私は、毎回悩んで悩んで悩みます


循環器の医師は(特に大病院の医師)
救命することを優先する傾向にあります
もちろん、医療者ですから、当然なんですけど
それに、救命出来る!!しなくては!!という使命感や自信もありますし
何より、他の科に比べて
圧倒的に看取ること(ここでいう看取りとは、急変は含まれません)が少ないこともあります
命を諦められないのです
なので、緩和治療に対する考えが違うのかもしれません



だから何が言いたいのかというと、
治療優先するか、緩和治療にするのか
その選択肢に正解なんてないのは分かっているんです
だから、もっとみんなで悩みたいんです


うちの病院だけかもしれませんが、
毎日の忙しさで
患者さんやご家族と話す時間も持てず、
医師との治療に対する考えの共有も出来ず、
ただ漫然と仕事をこなす看護師や医師がいます
別にちゃんと仕事はしているし
問題はないのかもしれません


終末期がどうこう、ではなく
いつもの患者さん、
いつもの治療看護のなかでも、
傍で毎日看護している看護師は
患者さんのつらさを一番知っていて、感じているはずなんです
感じて欲しいのです
患者さんや家族の立場を代弁出来るのも
看護師の役割だと思います
看護師は勇気を持って主治医と話してください
医師は私たち看護師の話も聞いてください
治療を決めるのは医者だ!!なんて、そんな傲慢な方はいないですよね??今時

経験年数だけは積んで
他職種の方とも
色んな患者さんやご家族とも出会って来たんだから
そろそろ、色んなアプローチで
自分のやりたいこと
目指す看護を
ちゃんと考えて行動できるようにしよう!!
周りの人にも伝えられるようにしよう!!




今日は真面目に
臨床心理士や医師と語り合って来ました
「あなたはどんな看護師を目指してるの??」
とその場で聞かれましたが
今は上手く答えられませんでした
でも、今日感じた想いを忘れないよう
ブログに綴っとこうと思います

ありがとうございました