5月22日に夏モデルの発表を控えているSoftBankが新サービス「ホワイト家族24」を発表した。

ホワイトプラン加入者の家族割引サービスでホワイトプラン利用者は\980さえ支払えばSoftBankを利用している家族へ24時間定額通話になるらしい。

決算報告の場でホワイトプランの24時間定額通話は難しいと言った翌日に条件付きとはいえこの発表。決算報告後など周りが注目しないこのタイミングを選ぶあたり相変わらず面白い。これで更に発表しようとしまいとやらかすんではないかという期待で22日の発表まで間が空いてもSoftBankの注目度が高くなったのは間違いない。

話は戻るがホワイト家族24は家族間という条件付きとはいえ家族と交渉すれば、いくらでもやりようがありそうだ。完全な24時間サービス展開を視野にいれたテストサービスだろうが24時間化が実現した場合WILLCOMには脅威だろう。

同等の通話サービス内容ながら約\2,000もSoftBankのほうが安く、携帯電話端末の機種や色のバリエーションもSoftBankが優位。WindowsMobile6.0ケータイが数種投入されそうでスマートフォンのラインナップもデータ通信部分の料金でも手を打たれればWILLCOMは完全にセールスポイントを失いWILLCOMの月間約6万契約純増+αを獲得できる可能性がでる。

次は他事業方面にばかり注力してサービスサディスファクションの一言のみでau事業は安穏と運営しているKDDIからの早急な顧客囲い込み戦略を水面下で練ってるに違いない。
孫SoftBank社長は携帯事業は十年戦争と長期戦と発言しているがフットワークの軽いSoftBankがそこまでのんびりするワケがないので半年後が楽しみ。


■2007年4月期TCA契約数 ()は先月比
 KDDI +249,400(47.1%)
 ・au +363,700(51.1%)
 ・TK -114,300(62.9%)
 SoftBank +163,600(128.2%)
 DoCoMo +65,800(22.1%)
 WILLCOM +62,600(67.3%)
→SoftBankのみ安定した伸びを記録。他キャリアは春商戦で蓄えたものの著しく鈍化


家族間通話が24時間無料に──ソフトバンクの「ホワイト家族24」

→WILLCOMの影響大?


「これからが、我々の本当の力の見せ所」──ソフトバンク孫正義氏


ソフトバンクモバイル、5月22日に夏モデル発表

→夏モデルと新プラットフォームを発表する。912SHは既にJATE認定済み。


ソフトバンクモバイルの「ホワイトプラン」、400万契約突破

→毎月100万人が加入しているヒットプラン