本5、マンゴーレイン | ■三十路からの挑戦。惰性の日常はもういらん。

本5、マンゴーレイン

野望21:年間30冊読む

難易度:B(A→E:難易度増)

達成期限:2011年5月1日

 

5、マンゴーレイン

 

人生で初めて?同じ文庫を2度読んでしもうた。

馳星周のマンゴーレイン。


タイ・バンコクを舞台に繰り広げられる漆黒のノワール。

かつて読んでいたが、やはり2度読むと違う。

先日、自分がバンコクに実際に行ったことも関係しているだろう。 



 

ストーリーはバンコク生まれの日本人である主人公(十河)が

幼馴染から仕事を引き受けることから始まる。

娼婦をシンガポールに送り届け、仏像を貰い受けるだけのはずだったが・・・

女と接触した刹那、何者かの襲撃を受け始める。

アングラを渡り歩いてきた十河は持ち前の悪知恵とハイエナのような嗅覚で

その全貌を、危機一髪を繰り返しつつも、何とか解き明かしていき・・・

ついに女が持つ仏像に隠された「秘密」に辿り着くのやが・・・

 

1回目は「小説ってこんなおもろかったっけか」と驚嘆して一気に読み進めたが、

今回は小説に登場する地名や道の名前を地図と照らし合わせる等、じっくりと

この素晴らしいノワールを堪能させて頂いた。

 

いやはや、またバンコクに行きたくなったのう!

 

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