恋愛小説を読んでいると思うことがある。
私ってファンタジー小説読んでるんだっけ?と。
表紙を見直すともちろん、ファンタジーではない。
ごりごりの純文学である。
だって、有名女流作家の書くものって、リアリティなさすぎなんだもん!!!
いいところに生まれて、金に困ったことは1度もない主人公。顔も悪くない。学歴もいい。何気に英語が話せる。彼氏もいる。定職にはついていないが割のいいバイト(夜職とかではない)していて、広いマンションで一人暮らししてる。
さらにこんだけ恵まれてるのに、
なんだか物足りないアタシーー。
といったところが、
ええええええ?!!!
な、なにが物足りひんの!!!???
となる。
あまりのリアリティのなさに、
私が逆にごりごりにリアリティある小説書いたろか!?となって筆をとる。
しかしそこには、
東京でワンルームで暮らし、あくせく働いて帰ってきたらバタンキュー、カップ麺や冷食で腹を満たし、
韓ドラ見ながら涙するという、
読んでると嫌気が差しそうなものになってしまう。
そんなもの、私も見なくない……←
結局のところ、恋愛小説はファンタジー小説のように感じられるくらいが丁度いいと気づくのであった。