アンと会えなくなってから1週間が経ちました。
近くにいてくれるのは1週間と言われています。今頃は虹の橋を渡っているのかなぁ。
向こうにアンの知ってる人、犬がいないのに大丈夫かな・・・
寂しさ、悲しさ、喪失感は変わりませんが、涙を流すことは減ってきました。
時間が癒してくれるなら、早くそうなりたい。つらいです。
この病気について書いても、治療法がなく死を待つだけなので、参考も何もないですが、
不運にもこの病気になってしまったワンちゃん、飼い主さんに残されたほんのちょっとの時間を大切に
過ごしてもらいたいので、書きたいと思います。
8/24(金)
18:00頃、散歩に行くと途中から歩きたがらず、右後ろ足をかばうようにしている。
家に帰ると横になろうとするが、苦しいのか痛いのか、落ち着かない。
18:40 病院へ。アンの様子を見て、ヘルニアと診断。背骨のやや後ろ寄りを触ると痛がる。
ステロイドを飲んで、行動範囲を小さくして、2週間ほど安静にしていれば、落ち着いてくるとのこと。
症状が悪化したらまた来てくださいと言われ自宅へ。
(アンはリンパ腫なので、通常の痛みどめは使えず、ステロイドを処方される)
この日の夜は痛みで眠れないのか、狭い範囲でうろうろしたり、寝返りが激しかったです。
8/25(土)
起きるとまともに歩けずよろよろ。2~3時間で後ろ足が立たなくなる。
11:00頃 病院へ。症状が悪化しているので、そのまま手術に。
しかし、手術前のヘルニアの場所を確認する造影剤を使用したレントゲンで場所を特定できず。手術中止。
(通常なら飛び出ているのが映るそうです)
一部の神経が腫れているのがわかりました。ここで、もしかしたら軟化症かもしれないと言われました。
このまま様子を見るか、長岡にある動物画像診断センターへ行って検査をするのか提案され、
検査を選びました。
(新潟にはMRIがこの画像診断センターにしかないそうです。脊髄、神経の状態を見るには
MRIしか方法がないとのこと。CTでは詳細までわからないそうです)
この日は様子を見るのと、絶対安静の為、入院。
8/26(日)
15:30 お迎え。
診察室で1日ぶりに会ったのに、名前読んでも尻尾を振らず、表情もおびえていました。
アンなんだけど、アンじゃないみたいで愕然としました。
こんな様子で翌日に検査する必要があるのか迷いましたが、リンパ腫再発の可能性もあったので
予定を変更しませんでした。
家に帰ると落ち着いたのか、いつものアンの顔に戻りました。
病院では残したご飯も、家では完食。モモ、ヨーグルトも食べました。
この時点でトイレも自力ではできなくなりました。自然と出てくる感じです。
痛みもあるようで、ピーピー鼻を鳴らしっぱなしです。
夜も20分ほど寝ては、寝返りが打ちたくてピーピー鳴くの繰り返し。
自分で寝返りもできません。
8/27(月)
9:30 長岡の動物画像診断センターで検査開始。(担当獣医からの紹介、予約が必要です)
16:30 検査終了。95%軟化症だと思われると言われてしまいました。
今後の治療は担当病院でしてくださいとのことで、そのままいつもの病院へ。
(参考までにこの検査15万ほどかかりました。リンパ腫の検査もしましたが。)
担当医から、発病から5日ほどで死に至るので、あと2,3日だと告げられる。
軟化症はとにかく痛みがひどいので、麻薬パッチを前足に貼ってくれました。
アンの好きなものを食べさせて、残りの時間を一緒に大事に過ごしてくださいと言われました。
この日の夜は1時間おきに、寝返りを求めてきました。
やはり痛みが強いようで、抱っこをせがむのですが、抱っこすると痛みが増すようで、もがいて悲鳴をあげます。
8/28(火)
牛肉、おさしみ、ヨーグルト、プリン、ジュース・・・・・下痢にならない程度でいっぱいあげました。
麻薬パッチが効いているのか、時々痛がるくらいで、眠れていました。
目にも輝きはあるし、表情もいつものかわいいアンです。
20:00頃 私の両親が来てくれました。
べりーが大喜びしているのを見て、アンも玄関までお迎えに行きたかったのか、
痛みから助けてほしかったのか、聞いたことのない声を必死に出しました。
この日の夜は 興奮して疲れているはずなのに、ほとんど眠れませんでした。
ピーピー言いっぱなしです。
8/29(水)
3:00頃 定期的に苦しそうに口を思いっきり開ける。時々悲鳴のような声をあげる。
前足にも麻痺が広がり、お座りもできず。
7:00 担当医に電話して、病院へ。
麻痺が肺に出始め、呼吸が思うようにできずに苦しんでいるのかと思いましたが、
先生は、痛みがかなり強く苦しんでると診断。アンに使える最大量の麻薬パッチを張ってもらいました。
お昼頃になっても、状態は変わらず、とても苦しそう。安楽死を真剣に考えました。
名前を呼んでも、反応しているのかわかりません。
16:00頃 何をしても、痛みが途切れることがなくなり、水も飲めず、反応なく、ただただ苦しんでいるだけ。
このままにしておいても、いずれ呼吸器にも麻痺が進み、さらに違う苦しみがアンにくるんだと考えたら、
悩んで悩んで悩みましたが、安楽死を選択しようと、病院へ行きました。
でも、病院へ行くと、ぱたりと苦しまなくなりました。目に変な膜はかかっていましたが、普通なんです。
そんなアンを殺すことなんてできませんでした。
家に連れ帰ると、そのまま眠れました。やっと眠れたアンは幸せそうな顔をしていました。
18:00頃 目が覚めたアンを抱っこして外へ。アンが見れる最後の夕焼けかなと思い、見せてあげたかったんです。
すると、今までぐったりしていた首をしゃきっと持ち上げて、 道を歩く人を目で追ったんです。
生えている猫じゃらしの匂いも嗅いだし、私の声にも反応して、首をかしげてくれました。
力強かった!!
そして奇跡が!
家の中に入って、アンにありがとうってお礼を言うと、見たことのないくらいの笑顔で笑ってくれたんです。
ありがとうって言うたびに「にこ~!!!」って。
めちゃめちゃ嬉しかった!旦那と大騒ぎしちゃいました。
その後は眠ったり、痛がったり、朦朧とした状態でした。
息も吸いづらいようで、鼻の穴も全開で必死に空気を取り込んでいました。
8/30(木)
3:00頃、もうピーピー言うこともなく、朦朧としながら時々痛がっていました。
なでなでしようとすると、頭を動かすので触られるのが嫌な感じです。
見守ることしかできません。
5:30 私も旦那も寝てしまい、この時にアンを見たら、もう心臓も呼吸も止まっていました。
1人で逝かせてしまいました。
体はまだいつものように温かかったし、やわらかかったので、そんなに時間は経っていないと思われます。
でも抱っこしたら、当たり前ですが、力は一つも入らず、ぐたっとしてました。
顔は口は閉じていて、表情も穏やかだったので、最期は眠るように息を引き取ったんだと思っています。
最期の最期まで ほんとうによくがんばってくれたアンでした。
残りの力を振り絞って見せてくれた笑顔を絶対に忘れないよ。
アンと出会えて、4年間しか一緒にいられなかったけど、幸せな時間だったよ。
ありがとう、アン。
また会おうね!
動物の医学も進み、脊髄軟化症も治せる時がくることを心から願っています。
結局、なぜ脊髄軟化症になったのかはわかりません。
ただアンは、思いっきり走ったり、飛びついたり、ソファーに飛び乗ったりはしていました。
なるべく腰に悪そうなこと(階段の昇り降りなど)には注意をしてきましたが、足りなかったと後悔しています。
症状が出始めた金曜日も、転んだり、高いところから飛び降りたり、特別なことは何もしていません。
今までも、ヘルニアの症状は何も出ていませんでした。(石灰化はしていましたが)
ほんとに突然病気になり、あっという間に逝ってしまいました。