昔、金曜日にマンションのベランダにでて、遠くに見える明かりを見ながら、
これからの自分を考えるのが好きだった。
いつも考えた先には、彼女がいたから、いまはもうお酒を飲むこともなくなった。
今日久しぶりに夜のベランダにでた。遠くに映る夜景は、夜の霧ではっきり見えない。
きっとあっちの光の中に彼女はいるのだろう。同じ街にいるのに、自分にはとても遠い
光…。
お酒を飲みながら、希望に満ちてたあの頃。
輝きのかけらもなくなった自分。失恋を忘れられるぐらい没頭できることもない。
覚えた英単語はみるみるうちに忘れていくのに、彼女の面影をいつも頭の片隅におき、
いつでも思い出せるようにしてある。なんでかな。
本当に好きでした。彼女が。
未練たっぷり、嫌われる男の特徴なんだろうけど、かっこわるくてもいいから、
また2人で手をつないでみたい。ただただ、ずっと一緒にそばにいたいだけなのに
その手はそっと自分から離れていった。
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