彼女と見た花火。彼女が浴衣で、本当だったらこれ以上ない幸せだと
いまなら思えるのに、その当時の僕は、彼女にあまり良い印象を与えて
いたなかったようだ。人が多いとか、花火臭いとか…。
何をしていたのだろう、自分。彼女が用意してくれていたたくさんの思いに
自分は何個答えられてきたのかな。
失うべきして失った。ごく自然のことなんだろう。彼女からのさよならを
わかっているべきだったのに、そんなことに気づかずずっとわがまま
ばかりいっていた。
泣いた顔も、笑う顔も、すぐに思い出せる。彼女の表情すべてを覚えている。
彼女の笑顔はもう俺のものではない。いつまで自分をせめて、彼女に感謝
したら前にすすめるのかな。
今日は暑かったせいか、頭が痛く、めまいがした。病院にいけばきっと心労
だとか、高血圧だとか、軽いうつとか、いろんな診断されるのかもしれんが、
病名に失恋ってのがあったら間違いなくこれだな。
そらの向こうで、彼女は自分の前で見せていたような笑顔、いやそれ以上の
笑顔を新しい人にみせているのかな
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