あるタレントで考えた事。 | 30Frame Blog

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ここでは30Frameに所属するスタッフがあらゆるジャンルをテーマに交代でBlogを書き、
映像制作の魅力を映像が好きな人に伝えらていけたらと思います。

「楽しく造る」表現の場となることをコンセプトに、
フレッシュで明るく楽しい話題を提供していきます。

先日、制作協力をしている某番組のスタジオ収録があり
某タレントさんとお仕事をする機会がありました。

彼女は今テレビで見ない日がないくらい、各局引っ張りだこの人物。


でも、なぜこんなにテレビに出ているのか、
その魅力は正直なところ、自分には全くわかりませんでした。

収録中もひどいものです。
観客のいるスタジオにもかかわらず平気で居眠りをする。頻繁に化粧を直す。
プロ意識のかけらも感じません。
トークもひどい。いきなり全く脈略のない発言を繰り出します。


ところが・・・

彼女の発言によって、
皆一斉に笑う。
それまでの流れが止まる。
仕切り直しができる。
いわゆる「オチ」がつき、司会者が番組進行の軌道修正をすることが出来ます。

これは、番組の作り手からいえば「ありがたい」の一言に尽きます。


制作側がこのパターンだけを頼りにするようになったら
おしまいかもしれません。
でも、一連の言動を「プロとして失格」の一言で片付けるには
あまりにも安易だと思いました。


実は彼女は、「タイミング」「間」「発言内容」を
緻密に計算しているのかもしれません。
実は頭の回転が驚く程早いのかもしれません。

狙っているのか、いないのか。

いわゆる”おバカタレント”と称される人達は、
皆同じこの特徴を持っていると思います。
「あえて空気を読まない」と「空気が読めない」では
雲泥の差があるそうです。
この人は前者ではないか?…そう感じた収録でした。


でもそんな人材を寄って集って求めているテレビ業界が
実は一番”空気読めてない”のかもしれません。



AP