ちょっと見たらすぐにハマってしまった。
少し前に日本のドラマでも「ジョーカー」という堺雅人主演のドラマがあって、それの元?だと聞いたので見てみた。
感じとしては、ジョーカーとは全く別もの。
共通点は、
・どちらも警察が逮捕できない凶悪犯を処罰する。
・養父にそのやり方を伝授される。
という点。でも、違う点の方が多いな。
相違点は、
・ジョーカーは、正義のために凶悪犯を捕まえて牢屋に入れるけど、デクスターは、自分自身の殺人衝動のため。
・ジョーカーは、被害者の痛みに焦点を当てているが、デクスターは、被害者はほとんど出ず、主に加害者と主人公自身の話。
似てる度で言えば、20%くらいじゃないかと。

このドラマのおもしろいところは、殺人が一つの趣味のように描かれていること。
ちょっと悪趣味だけど、主人公のデクスターは、その興味のために警察で一目置かれる存在。
自らが連続殺人犯はだけに、その分析は一流。
血しぶきから色んなことを推理する。
周りの人から見れば、普通の良い人に見えるところもおかしい。
殺人犯というと、すごく悪く描かれることが多く、実際はこんな感じなのかも・・と。
その意味では、特異なドラマ。

そして最大の見所は、主人公デクスターの、本当の自分(殺人鬼)と偽りの自分(良い人)の対決。
対決というと語弊があるけど、元は偽りの自分はどうでも良いと思っていたデクスターに心境の変化がある。
恋人や家族が本当の自分かそれ以上に大切に思い始め、自分は特別で誰とも分かり合えないと思っていた孤独な本当の自分の間で悩み始める。
そのあたりは、殺人鬼じゃなくても、少しはあるんじゃないか・・そんな気がする。

まあ、とにかくおもしろいドラマです。
有料チャンネルだけあって、地上波では非常識で放送できないだろうけど、それが逆に良い。

評価は★★★★★です。

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