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今日はSさんとのフォーマルデートその1のつづきです。



とびっきりおいしいワインを飲んでいると、
とうとうはじめの食事がやってきた。

(前菜の前のやつ。今、「前菜」って打とうとして「前妻」ってでて、なぜか慌てて消しました)



む? これは何だ?


形は可愛いけど、食べ物っていうよりは、
ちょっとしたモニュメントに近いなぁ。


「○○の○○でございます」



ボーイさんがすごく丁寧に教えてくれたのに、
目の前の料理に集中しすぎてしまって、
うっかり料理名を聞き逃してしまう私。



ま、まぁ。とりあえず、食べてみましょう。



もぐもぐもぐっ



うましっ! 



何と言うか季節の野菜うまいっ!

それに盛り付けも可愛いっ。



でも、量が少ないっ!



私が食いしん坊なのか、
あっという間に食べきってしまった。


ちょっと、
食べるスピード早すぎて恥ずかし。


もうちょっと、ゆっくりと味わうべきだった。
あまりにも美味しくって、
ちょっと困難だけど。


Sさんの方をちらりと見ると、
Sさんも、早々に平らげてる。

やっぱり、早いねっ。


ふたりとも食いしん坊ってことが分かって、
ちょっとほっとしてる私(勝手にSさんを食いしん坊ゾーンに入れてる)。




次にやってきたのは、


前菜っ!


今度は、
料理名をきちんと聞いていた私。


色々と題名が長かったんだけど、
簡単にまとめると、


鯛と野菜


です(ちょっとまとめすぎて失礼)。




ふ~ん。鯛なら、私だって食べたことくらいありますよ。



と、思ってたら、
ソースがすっごくうまいっ!


おそるべし、ソースっ!


ここで、Sさんの方を見ると、
鯛の方は早々に食べきっているのに、
野菜の方は、スローダウンしてるSさん。



「野菜、嫌いなんですか」



と穏やかな顔(のつもり)で質問する私。



「そ、そんなことないですよ。好きです」



となぜか焦っているSさん。

野菜が嫌いだとダメって思ってるのかな。

焦っているSさんは、
いつもと違って、ちょっと可愛い。



前菜も終わって、次は何だろう。



と、思ってたら、
ここでしばらく時間が空くようで、
なかなか次の料理が来ません。


周りのエレガントな空気を乱さないように、
店内を見渡してみます。


う~ん。みんなお金持ちそうねぇ。

どう考えても、私、場違いな気がするなぁ。



次に、窓から夜景を眺めてみます。

詳細は秘密にしますが、
超高層ビルに入っているお店なので、
ものすごく夜景がきれいです。



というより、高すぎて怖いっ!



高所恐怖症ってわけではないんだけど、
久しぶりにこんな高いところに来ると怖いなぁ。


と、Sさんの方を見ると、
Sさんも夜景を見ているところで、
端正な横顔が見えます。


う~ん。何考えてるんだろ。

仕事のことかな。


それとも、今日、私に告白しようと思ってて緊張してるのかな。



あぁ、もう。それだったらいいのにっ!



そんなモヤモヤ感に勝手に一人で浸っていると、
次の料理がきます。


料理名はいつものように長かったのですが、


フォアグラ


です。


トリュフという名前も聞こえました。



うん。高級食材だな。まさに。

うちの食卓には、絶対に並ばない逸品だな。



一体、今日のディナー。

ひとりいくらくらいなんだろう・・・怖いっ。


この後、
居残りで1カ月くらい皿洗いとか、させられるんじゃないだろうか。



Sさん「お好きですか?」



気がつくと、Sさんが穏やかな顔で私の方を見てる。



私「え? あ、はい。なんか、ごめんなさい。ちょっと緊張して、黙り込んじゃって」


Sさん「緊張しますよね。確かに」


私「でも、すごくおいしいです。ほんとです」


Sさん「お飲み物どうしましょうか」



はっ! 私ったら、いつのまにか赤ワインをば、飲みほしてるっ。


何て、はしたないのっ! (ちょっと確信犯)



私「何でもいいです。Sさんと一緒のやつで」


Sさんが、
ちらっとボーイさんの方を見ると、
ボーイさんがスマートな身のこなしでやってきて、
赤ワインを注いでくれます。


う、う~ん。


いちいち緊張しちゃうなぁ。もぅ。


ほんとに、Sさん馴れてないのかなぁ。こういうの。


ほんとは、もう何回も女の子と来てたりして。はぁ。




とりあえず、飲もっ。




次は、お魚料理が運ばれてくるんだけど、
その後の、お肉料理がやばかったんです・・・



つづく





(おまけ)


今回のお店に行く時のエレベーターが、
ものすごくスピードが速くてびっくりしましたっ。


ちょっと怖くて、
Sさんにバレないように手すりのところを、
ぎゅ~って力を入れてたら、


「ちょっと怖いですよね。これ、速くて」


と、Sさん。



バレてるし・・・



む~ん。


非日常の世界に飛び込むと、
なかなか自分のペースがつかめませんねぇ。


リラックスしてないと、
自然な笑顔を作るのも難しいですっ。



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