はつこいって。
人それぞれだと思うんですけど、
私には、すごくぎゅーっっと心臓がしめつけられた瞬間がありました。
私の中では、
それが「はつこい」とみなされています。
高一の5月にある男の子(同級生)から告白されて、
1週間くらい悩んで、OKしました。
私は、おとなしいグループにいたので、
ちょっと活発めな、その男の子が、
どうして私と仲よくしてくれるのか、
不思議でした。
でも、告白されたときに、
「あっ、わたし、この人のこと好きだったのかも」
って、一瞬で思いました。
今でも、不思議です。
でも、これが「はつこい」って思った瞬間ではありません。
それで、ずっと付き合っていて、
7ヶ月くらいが過ぎて、
クリスマスになったんですけど、
まだ手もつないでいませんでした。
関東に出てきて、
このことを話すと、周りの友達が、
「半年過ぎて、手もつながないの?」
と信じてくれないのですが、
私が住んでいたのは、田舎の方だったので、
結構、普通でした。
それで、まだお互いのことを、
「○○君」「○○さん」
と、名字で呼びあっていたのです。
そんな感じだったので、
クリスマスといっても、
いつもどうりで、海に行きました。
私の田舎には、自転車で海に行けるところがあって、
私の高校の人は、よくカップルで行っていました。
もちろん、二人乗りではありません。
2台並走です。
その日は、すごく風が強くて、
とても寒かったので、わたしたち以外には車で来ている人たちしかいませんでした。
私たちは、どうでもいいことばかり言いながら、
ずっと海を見ながら、少し離れて座っていたのですが、
「何か、今日、すごく風強いね」
と私が言った瞬間、
彼が私の肩をそっと抱きました。
私は、もう本当にびっくりして、
水平線の向こうの一点を見つめていました。
カモメとかもいないのに、
ずーっと、一点を見ていました。
いつの間にか、彼は結構近くに座っていたのです。
私は、本当に緊張してしまって、
どちらかというと、むにむにしている体が、
すごく緊張しているのが分かりました。
彼は何も言いませんでした。
でも、彼も緊張しているのは分かりました。
私は緊張したまま、
「○○君、今日、ちょっとおかしいね」
と言いました。そんなこと言うつもりはなかったのですが、
頭が混乱していました。
「そんなことないよ」
と彼は言いました。
「だって、わたしたち手もつないだことないんだよ」
と私は言いました。
私は彼と付き合い始めてからその日まで、
色んな事をあたまの中でシュミレーションしていたのですが、
「とにかく、恋人同士は、まず手をつなぐんだよな。うん。」
という意識が強くて、いきなり肩を抱かれるようなことは、
予想していなかったのです。
「ちょっと離れた方がいいかも。私、緊張してるから」
と私が言うと、彼は、ぐいっと私の体を引き寄せました。
私の体は、ちょっと不自然に斜めになって、
彼の胸のところに頭がひっつくような感じになりました。
このときです。
うわぁ。私、今、恋しちゃってる。
この人が好きだぁ。
と、心臓がぎゅ~~~っと、
本当にしめつけられたのです。
私たちは、その後、3分くらいそのままでいて、
やっと離れました。
その後も、1時間くらい海を見ていたのですが、
私は、もう、さっきのことが頭から離れなくて、
景色が、ぼんやりしていました。
その後、7時になったので、
自転車で家に向かって帰りました。
家に帰って、お風呂に入りながら、
「今度、海に行ったら、またあれされるのかなぁ」
と考えると、すごく恥ずかしくなりました。
・・・と、書いてみたものの・・・若い!
あぁ、なつかしいなぁ。
みなさんは、はつこいの時に、
心臓がぎゅ~~~ってなりませんでしたか。
人それぞれだと思うんですけど、
私には、すごくぎゅーっっと心臓がしめつけられた瞬間がありました。
私の中では、
それが「はつこい」とみなされています。
高一の5月にある男の子(同級生)から告白されて、
1週間くらい悩んで、OKしました。
私は、おとなしいグループにいたので、
ちょっと活発めな、その男の子が、
どうして私と仲よくしてくれるのか、
不思議でした。
でも、告白されたときに、
「あっ、わたし、この人のこと好きだったのかも」
って、一瞬で思いました。
今でも、不思議です。
でも、これが「はつこい」って思った瞬間ではありません。
それで、ずっと付き合っていて、
7ヶ月くらいが過ぎて、
クリスマスになったんですけど、
まだ手もつないでいませんでした。
関東に出てきて、
このことを話すと、周りの友達が、
「半年過ぎて、手もつながないの?」
と信じてくれないのですが、
私が住んでいたのは、田舎の方だったので、
結構、普通でした。
それで、まだお互いのことを、
「○○君」「○○さん」
と、名字で呼びあっていたのです。
そんな感じだったので、
クリスマスといっても、
いつもどうりで、海に行きました。
私の田舎には、自転車で海に行けるところがあって、
私の高校の人は、よくカップルで行っていました。
もちろん、二人乗りではありません。
2台並走です。
その日は、すごく風が強くて、
とても寒かったので、わたしたち以外には車で来ている人たちしかいませんでした。
私たちは、どうでもいいことばかり言いながら、
ずっと海を見ながら、少し離れて座っていたのですが、
「何か、今日、すごく風強いね」
と私が言った瞬間、
彼が私の肩をそっと抱きました。
私は、もう本当にびっくりして、
水平線の向こうの一点を見つめていました。
カモメとかもいないのに、
ずーっと、一点を見ていました。
いつの間にか、彼は結構近くに座っていたのです。
私は、本当に緊張してしまって、
どちらかというと、むにむにしている体が、
すごく緊張しているのが分かりました。
彼は何も言いませんでした。
でも、彼も緊張しているのは分かりました。
私は緊張したまま、
「○○君、今日、ちょっとおかしいね」
と言いました。そんなこと言うつもりはなかったのですが、
頭が混乱していました。
「そんなことないよ」
と彼は言いました。
「だって、わたしたち手もつないだことないんだよ」
と私は言いました。
私は彼と付き合い始めてからその日まで、
色んな事をあたまの中でシュミレーションしていたのですが、
「とにかく、恋人同士は、まず手をつなぐんだよな。うん。」
という意識が強くて、いきなり肩を抱かれるようなことは、
予想していなかったのです。
「ちょっと離れた方がいいかも。私、緊張してるから」
と私が言うと、彼は、ぐいっと私の体を引き寄せました。
私の体は、ちょっと不自然に斜めになって、
彼の胸のところに頭がひっつくような感じになりました。
このときです。
うわぁ。私、今、恋しちゃってる。
この人が好きだぁ。
と、心臓がぎゅ~~~っと、
本当にしめつけられたのです。
私たちは、その後、3分くらいそのままでいて、
やっと離れました。
その後も、1時間くらい海を見ていたのですが、
私は、もう、さっきのことが頭から離れなくて、
景色が、ぼんやりしていました。
その後、7時になったので、
自転車で家に向かって帰りました。
家に帰って、お風呂に入りながら、
「今度、海に行ったら、またあれされるのかなぁ」
と考えると、すごく恥ずかしくなりました。
・・・と、書いてみたものの・・・若い!
あぁ、なつかしいなぁ。
みなさんは、はつこいの時に、
心臓がぎゅ~~~ってなりませんでしたか。