辞書

・辞書の新規作成

d = {}

・辞書の作成
d = {'art': 1, 'box': 2}

※キーと値の間は:(コロン)を使う

・値の追加
d["cup"] = 3
キーを左辺に、追加したい値を右辺に

要素の追加は、辞書[キー] = 値です。既にキーが存在していれば、値を上書きします。


・参照
print(d["art"])

・削除
del d["art"]
print("d:", d)
要素の削除は、del 辞書[キー]です。キーが存在しないとエラー(KeyError)になります。


内包表記
集合と同じように内包表記が使えます。ただし、要素はキー1: 値1のように指定します。
{i: i**2 for i in range(1, 4)}は、{1: 1, 2: 4, 3: 9}になります。


メソッド等    説明
・get(key, default=None)    

 keyに対応する値を取得します。存在しないときは、defaultを返します。
 

・clear()    

 全ての要素を削除します。
 

・copy()    

 コピーを作成します。
 

・pop(key[, default])    

 keyに対応する要素を削除し値を返します。

 存在しないときは、defaultが指定されていればそれを返し、なければエラー(KeyError)になります。
 

・popitem()    

 何れかの要素を削除し、キーと値のタプルを返します。空だとエラー(KeyError)になります。
 

・setdefault(key, default=None)    

 keyが存在するときは対応する値を返します。存在しないときはkeyをdefaultで設定し、defaultを返します。
 

・update(other)    

 別の辞書otherの要素全てを追加します。

 Python 3.9から辞書に対し、|で更新できるようになりました。d.update(other)は、d |= otherと書けます。

 

・dict.fromkeys(iterable, value=None)    

 iterableの要素をキーに、値をvalueとして辞書を作成します。

・keys()    

 辞書に存在するキーの一覧を取得できます。
 

・values()    

 辞書に存在する値の一覧を取得できる


・items()    

 キーと値のタプルを要素とするイテラブルを返します。