引数には位置引数、キーワード引数がある

 

位置引数    引引数の順序に意味があり、順番通りに渡される引数。

キーワード引数 引数の中で文字列を変数に入れてデフォルト値を設定する。

仮引数     変数を引数に置くこと

実引数     関数を使うときに書くもののこと

*args     可変長位置引数。アスタリスクを1つつけると、複数の位置引数を展開できる
**kwargs   可変長キーワード引数。辞書にアスタリスクを2つつけると、複数のキーワード引数を展開できる

        可変長キーワードは、仮引数の中で最後に書かなければいけません。


実例

①args = list(range(1, 10))
kwargs = {'sep': ''}
print(*args, **kwargs)

結果
123456789


②for i in range(1, 10):
    print(i, end="")
print()

print()は1つの要素ずつ改行するので要素を改行せずに横並びにしたい場合は第2引数にend= ""とすると改行せずに表示できる


endキーワード引数のデフォルト値は'\n'なので、通常のprintでは改行されます。
print(i, end='')では、改行されません。そのため模範解答では、最後にprint()で改行しています。
改行しないと、その後の出力の始まりがわかりにくくなるので、一般的に「出力の最後に改行すること」が望ましいです。

コラム
写経の最後の行のprint()を取ると、出力が1234567890になります。
この最後の0はPyQのシステムの出力です。最後に改行があれば、システムで0を消していますが、改行がないと残ってしまうため、このような出力になります。最後の0は無視するようお願いします。