本の整理を続けています。

今回の記事でトランクルームの”古本発掘”シリーズは最終となります。

 

さて、どうしましょうか?

そんな気持ちで段ボール箱を開けるとまた、興味深い本が出てきました。

 

■志賀直哉集(昭和3年)

まず、目に入ったのが「志賀直哉集」

ところが、箱には第二十五編となっているのに本は第二十四編

箱と本がちがうという、思わず笑いました。

貸本 非売品

 

 

 

 

 

※7/19追記

有島武郎集は、買い取っているとこを見るとこちらも買い取っているのでしょう。

その証拠を探して詳細を見ても・・・・。

 

 

何かが?貼ってあった跡があります。

 

 

?栄社製本

 

本屋さんは、マキムラ書店さんです。

現在も営業されているようです。

 

 

■有島武郎集・有島生馬集(昭和2年)

続いて有島武郎集 有島生馬集

こちらも貸本のようです。

 

 

 

 

 

 

※追記:

貸本 買消(かいしょう)は、貸本屋から借りていた本を「買い取り扱いにして消す」ことを意味する業界用語です。 つまり――返却ではなく、借りていた本をそのまま買い取って所有物にすること。

 

ゴム印を見る限り、昭和19年頃の貸出かもしれません。

戦時中の本がこうして残っていることに時代の重みを感じます。

 

さすが、京都、

志賀直哉集を扱っていた本屋さんは、現在も営業されています。

一方、有島武郎集の本屋さん、「三上文化堂」さんは、調べても見つけることができませんでした。

 

不思議?

通常、「編」の数が多い方が、発行が遅いはずですが・・・・。

現代日本文学全集第二十四編が、昭和3年発行

現代日本文学全集第二十七編が、昭和2年発行

 

■志賀直哉集は、どうしましょうか。

さて問題はここからです。

志賀直哉集の扱いをどうするか。

箱と本の編数違いとはいえ、貸本の歴史を感じる一冊です。

処分するのか、返却するのか。

返却したら延滞料取られたりして(笑)   7/19

 

古本整理は、片付けだけでなく、思いがけない出会いや歴史の断片が顔を出す”発掘作業”でした。

 

親父の本、元会社の社長の本とつづきました。

正直、これ以上やりたくないな!

虫にかまれて身体が痒い・・・・。