本日、お客様が釣ったサクラマスです。
鱗を剥がしてしまった後ですが、どちらが銀桜サーモンでしょうか??
ちなみに、内臓はこちら↓
ちなみに、銀桜サーモンとは三倍体のサクラマスの事で、同じ様に三倍体にしたニジマスはヤシオマスですね。
どちらも栃木県の水産試験場が開発した魚になります。
みなみに、三倍体とは染色体の話で、染色体が2組のものは二倍体(XX♀.XY♂)で雌雄がありますが、三倍体はXXX、XYXなので、全雌三倍体と言われて、一応メスなのですが、成熟しない魚となります。
なので、卵や白子は持たないのが特徴になりますね!!
これで解りましたか??
ちなみに、二倍体のサクラマスはこの秋に成熟して死んでしまいますが、三倍体のサクラマスは成熟しませんので、秋になっても死にません。
その為、生育期間が長くなるので、大型化することが出来るのと、卵や白子に栄養をとられる事が無いので、身質が落ちないのが特徴です。
そんな訳で、銀桜サーモンは写真下の個体ですね!!
これからの季節は二倍体には婚姻色が出始めるので、差が解りやすくなります。
銀桜サーモン、沢山入っていますから、狙ってみて下さいね!