時々ある質問。
「ルアーのタックルにフライ付けて投げちゃダメなの？？」
一応、308clubではフェザージグまで使える様になっています。
そういう意味ではルアーでフライを投げてるといえますね。
しかし、根本は軽いフライを遠くに投げることが出来るからフライが釣れるのであって、重いフライを遠くに投げたからといって釣れるとは限りません。
フェザーだから釣れるのかといえば、そうとも限りません。
本当に釣りたいならフライフィッシングを覚えるべきだと思うのですが、難しいから出来ないと諦めるのでしょうか？
あるいはもっと簡単に釣りたいならえさ釣りのある釣り堀に行けばいいと思うのですが、何故ルアーに拘るのでしょうか❔
ルアー釣りをしている時点で沢山釣りたいという概念は第一目的では無くなっていると思うのですが、沢山釣ることに執着するのは何故なのかなぁと思います。
私の場合ですか、沢山釣れ過ぎるからフライは控えてルアーで釣ったりします。
ルアーの中でも簡単に沢山釣れるルアーは釣れる事を確認するくらいで、そのルアーで数釣りを楽しみたいとは思いません。
それよりもこのルアーで釣る、あの魚を釣る。という方が楽しいと思ってしまいます。
これはあくまでも個人的な思考ですので、押し付けたりはしませんが、先日、トラウトスプーンズラボさんのインスタの投稿に、ルアーフィッシングはエサでないもので釣るのが面白さだから、ある意味「釣れるルアーを探す」事は面白さを奪う思考かもしれません。という記事があり、正しく、そんな感じだあなぁと納得してしまいました。
もちろん、魚を持って帰って美味しく食べたいから、いい魚を釣りたいが為に沢山釣るというのは解りますし、子供でまだ釣りを始めたばかりで、とりあえず釣らせたいとかいう事であれば話は別です。
しかし、魚を持って帰る訳でもなく、リリースして遊ぶのであれば、何故ルアーでフライを投げたら沢山釣れるだろうと思う思考になるのか、根本が違う気がします。
フライで沢山釣れているから、フライを投げたいと思うのであれば、フライフィッシングを練習して覚えて、釣れるようになっていく過程が楽しいと思います。
考えずに釣ることが楽しいと思うならえさ釣りをしたほうがいいと思います。
ルアーフィッシングは、餌ではなく、偽物のエサで考えて釣るから面白い。
釣れないことを楽しんでみて下さいね！！
釣れないと楽しくないのは魚が見えず、アタリも何もない状態で、何も考えずに投げては巻くを繰り返す作業をしているからです。
考えていれば、巻き速度を変え、ロッド角度を変え、カウントの巻き始めを変えるなど、同じ事を繰り返さない努力をする筈です。
ルアーフィッシングを面白さ、感じて下さい。
