かなり前に読んだものですが、
良かったので、記録を残しておこうと思います。
著者が鹿児島県出身のためか、
鹿児島にある知覧特攻平和会館を思い出しました。
私は2回行ったことがありますが、
いつ行っても胸がとても苦しくなる所で、
戦争は絶対に駄目と思わせてくれる場所です。
この平和会館には、特攻隊員が出撃前に家族に向けて書いた手紙や衣装などが展示されており
語り部の高齢の男性が大きな声で一生懸命話されていたのを覚えています。
その中の実話?と思わせてくれる本でした。
主人公の二人の淡い恋心がとても羨ましかったのと、
なんで特攻隊員の人たちはそんなこと言うの!
本当にそんな風にお国のことを思っているの?
やっぱり正直で良かった。。。などなど、
戦争の酷さを思い知らされました。
結構流行っていたし、既に読まれている方も多いかと思います。
ちなみに、娘は学校の友達に借りて読んでいた本でした。
「あの花の…」の後編のようなカタチになっている「あの星の…」は全く本屋に並んでいなくて
入手するのに時間がかかりました。
この本を読んでいる頃、東京に住んでいる息子が
ちょうどこちらに帰ってくる時期だったので、
途中本屋にあったら買ってきてと頼んで、
いくつかのお店に立ち寄り探してきてくれましたが東京で息子が立ち寄ってくれた3軒くらいのお店にはありませんでした。
結局、息子がこちらに帰ってきて友達とドライブに行った先の書店で見つけてくれて買ってきてくれました。
泣ける本と色々なところで言われてましたが、
私は泣いたかな?多分泣かなかったと思います。
でも、かなり感動はしました。
(私が泣いた唯一の本は小川糸さんの「ライオンのおやつ」です。いつか記録残します。これはスタバでコーヒーを飲みながら人前で泣いてしまいました)
戦争は絶対に2度としてはならない!
そう強く思わせてくれる一冊。(2冊)