私が中学生の時に、
「職場体験学習」と言うものがありました。
今も、名称は変わったけれど同じ学習を各学校でやってますよね。
中学校のジャージにエプロンをしたりしてお店などに立つ中学生を見ると「がんばれ!」と思います。
今時は高校生もそんな学習をやるみたいです。
うちの長女も学校行事で「職場体験学習」が先日行われました。
長女が選んだ場所は、
長女が卒園した幼稚園でした。
長女次女は幼稚園、三女は保育園だったため、
長女は約10年ぶりに幼稚園に行きました。
3年間通った幼稚園。
幼稚園ですから保育時間は短く5時間ほど。
でも幼稚園の先生ってすごいですね!
長女の顔を見るなり「長女ちゃーん!大きくなったね!」と、昔からいる先生はみんな長女に声をかけてくれたらしいのです。
面影はあれど、成長し、
3~6歳の時とは顔立ちも変わった長女。
前もって高校側から生徒の情報は行ってはいるのですが、その子が卒園児かどうかなんて私だったら言われなければわかりません。
だって長女が卒園した幼稚園は50年以上の歴史のある古い幼稚園。
卒園児はたくさんいます。
その中で長女を覚えてくれていて、すごく歓迎してくれたと長女から聞き、嬉しくなりました。
長女次女が通った幼稚園はすごくアットホームな幼稚園。
娘たちが通っていたのは12年ほど前ですが、
当時はいつ行っても、どの先生に会っても、
「長女ちゃん!」「次女ちゃん!」と声をかけてくれて、
2人いる運転手さんもいつも感じが良く、
私がフルタイムで働かなければ、三女も通わせたいと思っていたほど私は好きな幼稚園でした。
そんな幼稚園での職場体験学習。
3日間行われたのですが、2日目に長女がある先生に声をかけられたんですって。
「お父さんとお母さん元気?」と。
「元気です」と長女は答えたみたいなのですが、
その先生が続けて言ったんですって。
「お母さんはふんわりした性格で小柄で、お父さんは頑固っぽくてとてもしっかりした人よね」と。
…え?
長女も全然違う印象を言われ、
「え?」と思った様子。
私もそれを聞いて最初は違うご家庭と間違えてるのかな?とも思ったけれど、あとで卒園アルバムを見てどの先生だったかを長女に確認したら、その先生は学年主任の先生でした。
いつだったかコロナ禍前に、
小学校の運動会で来賓で来ていたその先生に会った時に、
私が名乗らなくても「長女ちゃんのお母さん!」と声をかけてくれたから、間違いなく私たち夫婦を言ってるんだと思う。
でも、
「お母さんはふんわりした性格で小柄で、お父さんは頑固っぽくてとてもしっかりした人よね」って、
私は小柄なのは間違いないけど、ふんわりした性格ではないし。
特にトムさんはしっかりした人ではない…。
まぁ外面はよかったけどね。
長女もそこで適当に流せば良かったのですが、間違った印象が許せなかったらしく、
「いや!父はダメな人ですが、母はかなりしっかりしてますよ!」と言ってくれたらしいです。
長女ありがとね。
でも母は気にしない。
幼稚園も含め、学校も、
親が関わることは少ないですから、
先生が保護者に抱く印象は違って当たり前。
今の私は長女が言ってくれたようにしっかりしているかもしれませんが、15年ほど前は違っていたと思う。
今の私は、子どもたちを育ててきた経験と、トムさんの裏切りが作り上げたものだと思うから。
長女が「母はしっかりした人」と思ってくれてるだけで嬉しい。
でも思い返せば、
長女が幼稚園に行っていた時は頻繁にお弁当の日にお弁当を作り忘れて、後から幼稚園に届けに行ったりもしたし、
集金の渡し忘れとかも…。
先生の言った私の印象の「ふんわりした性格」は、きっと「おっちょこちょいで間抜けな」みたいな言葉だったのかしら、とも思う。
わからないけどね。
ちなみに。
3日間幼稚園児と触れ合い、長女は子どもたちに「先生!」と呼ばれて楽しかった様子でした。
良かった。