智也は小さなお骨になって私たちの元へ戻ってきました。
病院を出るときに、看護師さんが、あんまり大きい箱じゃお骨が残らないかもとアドバイスしてくださり、小さな箱に入れかえてあげました。お骨が残ってくれてホントによかった。
生きた証だね!


あれから1ヶ月がたち、一度目の月命日の日。
陣痛が始まり出した時間に、数日間止まっていた悪露が又出始めました。少しお腹も痛み、ボーッと一月前の出来事を思い返しました。智也は何て言いにきたんだろう。痛かったのかなと、今や答えの出ないことを考えてました。この答えが分かるときは生きてる限りないと思います。又智也にあった時に色々と話せるよう、自分達に与えられた生を楽しむのが一番かなと最近思うようになりました。
悲しい出来事を乗り越えて人は強くなるとかいうけれど、強くなっても人の痛みや気持ちに敏感である強さを持ちたいなと思います。