撮影日 2025.1.29(14枚目は2018.8.12)
撮影場所 JR東海東海道本線 近江長岡駅及び車内
(14枚目は千頭駅)
前回に続き昨年1月に乗車した311系の記事の続きです。
米原駅から近江長岡駅までの間を311系で往復しましたが、
今回はその時の写真を紹介します。
(一枚目)
・乗車した311系G15編成、サハ311-15の車内です。
車内は落ち着いた配色で、壁は白系でブラインドはグレーと
なっていました。
床は通路部はクリーム、座席部分は水色で塗り分けられて
います。荷棚はパイプ式です。
座席はオールクロスシートで車端部と出入口脇は固定式、
それ以外の座席は転換クロスシートとなっています。
先輩の新快速用117系に合わせて転換クロスとしつつ、3ドアで
乗降性の改善を図っておりJR西日本の117系→221系と同じ
流れです。
東海では他にも213系5000番台が2ドアで転換クロスを採用し、
313系のクロスシート車も多くが転クロを採用しクロス車
王国・名鉄に対抗しました。
最近では両者ともロング車が増え、HC75系の自由席車まで
ロングシートになる予定なのが残念ですが…。
(二枚目)
・こちらはクハ310-15ですが、制御車の運転士側後部の
ドア脇の区画には2003年から2005年にかけ車椅子
スペースが設置されました。
これは他にも211系や213系にも施工されています。
この部分は荷棚が短縮されつり革が増設、床も張り替えられ
ヒーターと手すりが設置されました。窓も固定窓になって
います。ベビーカーマークも追加されていました。
ドア内側は化粧板が貼られており、窓は金属押さえです。
ドア付近の床は黄色く塗られていました。
ドアチャイムも後年追加されています。
(三枚目)
・こちらもクハ310-15の車内で、トイレが設置されていますが
最後まで和式のままでした。対面はクロスシートです。
車端部壁面にはこの頃珍しかったLED式の車内案内表示器と
デジタル時計が設置されています。
近郊形車両では当時最先端の設備でした。
(四枚目)
・座席はグレー系のモケットで、バケットタイプのクロス
シートです。枕カバーも付いています。
オールクロスの車内はかなり上質な印象を受け、少し後に登場
したキハ75系も同じく3ドア転換クロスを採用しハイグレードな
快速列車の流れを作りました。同時期西日本や九州も同じ流れ
でしたが、最近は…。
揺れも少なく乗り心地は上質で、走行音は機器類に類似点が
多い九州の811系未更新車と似ていました。
車内が草臥れていたのが残念でしたが。
(五枚目)
・サハ310形の車端部で固定式です。
優先席部は黄色のカバーとなっています。
車端部は窓が無く、貫通扉の窓は大窓となっています。
この編成は後期製造の為扉回りはダークグリーンですが、
G5編成まではクリーム色となっていました。そちらは次回
紹介予定です。
(六枚目)
・クロスシート部の窓下部にはミニテーブルが設置されて
おり、長距離利用者には嬉しい設備です。
窓枠がFRPとなっている点に211系のDNAを感じます。
(七枚目)
・天井は平天井で風洞はラインフロー式、横流ファンも装備して
います。照明はカバー付きでハイグレードな車両らしさを演出
しています。最後まで蛍光灯だったと思われます。
吊手は基本的にドア付近だけの設置でした。
尚天井の色もG5編成までは異なっていました。
登場時主力だった113系や115系の古めかしく寒々しい車内
と違い、明るく近代的な車内は登場時かなりインパクトが
有ったものだと思います。後に東海の103系・113系・115系
でも内装の更新が行われましたが、103系以外は全車更新
される事は有りませんでした。
(八枚目)
・こちらは一度下車した近江長岡駅から見た景色です。
方角的に伊吹山でしょうか?
雪を纏った姿には北国の厳しい冬の様相を感じました。
翌日三岐鉄道で大雪の洗礼を受ける事になった訳ですが…。
(九枚目)
・構内を特急「しらさぎ」が通過して行きました。
敦賀へ向かう列車で、待避線扱いの4番線を走っています。
恐らく現在の主力・683系基本番台のクモハ683形1500番台
でしょう。「しらさぎ」は一部681系も残っていますが、
メインは683系となりました。
(十枚目)
・反対側は非貫通先頭車のグリーン車、クロ683形の様です。
この区間は普通列車の本数も多くなく、東海道本線でも
ローカルムードが強い区間ですが特急「しらさぎ」は今でも
それなりの本数走っています。
かつて「しらさぎ」には683系2000番台が新車として導入され
ましたが、そちらは直流化され289系となり近畿圏の特急に
転用されました。
(十一枚目)
・こちらは名古屋に向かう「しらさぎ」です。
駅舎側の1番線を通過して行きました。
近江長岡駅は平屋ながら割と立派な駅舎を持ち、流石に
東海道本線だと思いましたが残念ながら2024年に完全
無人化されました。
(十二・十三枚目)
・近江長岡駅はかつて複数の専用線が存在し、特に住友
大阪セメントへの専用線は90年代まで残っていました。
電化されていて大型電気機関車が使われており有名な存在
でした。
現在も広い構内には使われていない線路が残っており、
伊吹山へ続く線路は遊歩道となっています。
尚もう一社の専用線の線路も僅かに残っていました。
(十四枚目)
・これはオマケで、10年前に撮影した大井川鐡道のED500形
ED501です。元々この専用線で使われており、2両が1956年
から1999年の廃止まで使われていました。専用線時代は
いぶき501・502と名乗っていました。
大井川には2000年に入線しましたが早くも同年には中部国際
空港建設の際の埋め立て土砂輸送を担った三岐鉄道へ2両とも
移籍しました。ED501は2003年に大井川に戻りましたが、
502は三岐に譲渡されておりその後廃車されました。
大井川では貨物列車用では無くSL列車の補機として活躍して
いましたが、このED501も近年は動いていないようです。
次回に続きます。
参考文献 JR全車輛ハンドブック 2004
参考HP ウイキペディア 関連ページ













