不安はなぜ起こるのか? | こずえ@仕事カウンセラー

こずえ@仕事カウンセラー

自分らしい理想の仕事を見つけたい方へ 「心」や「感情」を知ることで人生が好転し自由な働き方や豊かさを手に入れるためのヒントを発信していきます! そのままの自分で理想的な生き方が創れる心理カウンセリングを行っています。


こんにちは、
仕事カウンセラーのこずえです!

仕事の悩みを解決し、

自分らしく働き理想通りの人生にするためのヒントを発信していきます!

初めましての方はこちら(自己紹介)

=============

 

風の時代と言われ、さまざまな変化の移り変わりで
不安を抱えている方は多いと思います。

ただ不安な人もいる中でそうでない方もいます。えーん

 

 

悲観的な人が口をする不安は、

楽観的な方からみれば「なぜそんなに悲観的なの?」

と不思議に思われるかもしれません。

 

相手が不安を口にすることで、

「どうしてそんなに悲観的なの?」と思われている可能性があるのですが、

不安な人からみれば「助けを求めている」ということです。ガーン

 

職場で常に不安を口にする同僚

私の職場ではシングルマザーの方がいて、

よく口癖のように言う言葉は
「この先、この会社はつぶれないだろうか・・・もう不安で仕方がないのです。」

というのです。

 

私からしてみれば、

そのシングルマザーの方は看護師の免許を持っているし、

ケアマネとしてしっかり業務に就き、

 

今人手不足と言われている業界でどこでも求人がある中で

なぜ不安を口にするのか不思議でした。

 

しかし、ある日、また「本当に不安で・・・」というので、
私は「何が不安ですか?」と言うと、

 

助けを求めるかのように

「仕事のやり方が間違っているのではないかと、

漠然した不安が出てきて夜も眠れないのです。」

 

と、悩みを話は始めたので、私は聞くに徹してみたのです。

 

ここでこのシングルマザーの方は、悩んでいる内容は、
現実にはどうしようもないと分かっているし、頭では分かっているけど悩み続けてしまう。

 

だけど、話を聴くことによって、心の不安が少し癒されるのか、
「もう少し仕事頑張ってみます。」

と前向きな気持ちで仕事を始めたことでした。

 

前回も書いたのですが、

紀元前の頃から「前向きなことを考えよう」

「楽しいことを考えよう」と言われています。
 

そうは言っても何千年経っても実現はできていないですね。。

 

もし、悩んでいない人がこの事実を知り、
不安を口にする本人が「助けて」と言っているのだと
悩んでいない人が分かっていないのであれば、
悩みの解決は難しくなってきます。。

 

不安には2種類がある

そして不安には2種類あると言われています。


1つ目は、現実的な不安であり、
・お給料で生活はやっていけるだろうか
・住宅ローンは返済できるだろうか
・子供の教育費は用意できるだろうか

などがあげられます。

 

一方で
2つ目の不安は、
神経症的な不安です。

 

こちらは現実には怖くないものを怖いと思い、

おびえている不安です。


ある実験があるのですが、

ライオンが襲ってきても、絶対に破れない硬いガラスの壁があるとします。

 

片側に人がいて、ガラスで隔てた反対側にライオンがいる。
そして向こうからライオンが走ってくる。

 

絶対に破られることもなく、

理性ではライオンは自分に危害を加えられないということが分かっています。


しかし、分かっていたとしても、

ライオンが飛び掛かってくるとほとんどの人が「うわっ」と逃げてしまう。

 

このように人間には、現実には怖くないと分かっていても、

怖いという不安をどうすることもできない場合があると言うのです。

 

具体的な問題がなくても、常に不安におびえている。
 

いつも人が信じられない。いつまでも悩み、自分ではどうすることができません。。。
実は、これは心の内面の問題です。

 

不安に打ち勝つためにの方法


ある本人ある一文を参考に、
不安に打ち勝つための方法を見ていきたいと思います。

その一つとして
自分が信じている価値があれば、不安と向かった時に、

その不安を乗り越えることができるというのです。

第二次世界大戦時の洗浄における兵士の研究があります。それを見ると、戦闘に直面した兵士は、我々が日常生活で持つ不安よりも、はるかに強い不安にさらされています。

不安をしずめる心理学
著者:加藤諦三

しかし注目すべき点は、そうした強い不安にさらされる状況において、その不安に打ち勝った人と、そうでない人がいるという事実です。

不安をしずめる心理学
著者:加藤諦三

さまざまな調査を見ると、「怯え」「不安」に駆った人はきもちんと目標を持っていました。

不安をしずめる心理学
著者:加藤諦三

そうした心理に打ち勝つために何が大切かというと、「自分は祖国を守るのだ」「自分の家族を守るのだ」「自分は戦うことで自由を守るのだ」など、何かをしっかりと信じることです。

不安をしずめる心理学
著者:加藤諦三

不安に打ち勝つために、もう一つ大切なことは、目標を持つと同時に、社会的結びつきがきちんとあることです。

不安をしずめる心理学
著者:加藤諦三

人間の仲間に属していると意識しているその個人だけが、不安なしに人生を生きぬくことができる。

不安の人間学
著者:ロロ・メイ

結局は、人は誰かのために、

守るべきものや、守るべき対象、目標があれば不安と対決ができ、

それがない場合は不安の苦しみに耐えられないのです。

 

私も振り返れば、幼少期から20代前半は、

常に不安でいっぱいで誰とも遊びたくもない、

出かけたくもないと思うことが多かったですが、


大好きな夫と結婚をし、家族を持ったことによって、不安というよりも、
この家族を守るという気持ちが強くなったため、
若い時よりも今の方が心の安定さはあると思います。

 

社会が不安にさせているのではなく、

自分自身が不安にさせているとすれば、
家族や子供がいればその人達のために頑張る。

 

とか、どんな小さな目標でもいいから作っていけば、

おのずと不安から解消がされるのだろうと思います。

 

人はみんな幸せになりたいと思っていますし、

そのために生まれてきたと思っています。

 

だからこそ、不安になるというのは、
自分の生き方のどこかがおかしいというメッセージでもあるので、
原因が理解できればもっと生きやすくなるのですよね。ニコニコ

 

自分はなぜ不安を感じるのか?

 

一度しっかり向き合うことも大切だと思います。

 

読んでいただきありがとうございます。