去年の今ごろ、
アタシはものすごく病んでいた。



娘が小学校に上がり、仕事の時間が不規則なせいもあり、帰宅は22時すぎ。


いつも知り合いのおばさんに預かってもらって、なんとか生活を切り回していた。



それでも娘は笑っていてくれた。



だから必死に働けた。




でも、次第に仕事は減っていく。時代の波なのだ。仕方なかった。





フリーならば営業にも行けたハズなのだが、アタシはある社長について仕事していたから、勝手な営業は許されない。



まして、同じ業界で別営業をかけてしまっては裏切りだ、と脅しに近いことをいわれ続けていた。




それでも、生活しなくてはならない。




以前作っていたクレジットカードで無理矢理しのいだ。




…3ヶ月以上、収入は一桁。支払いは二桁。




家賃は払えなくなり、途方にくれた。




ご飯が喉を通らなくなる。眠れない。お酒がのみたい。涙が止まらない。


けど、生活保護にお世話になっていた頃に逆戻りするわけにはいかない。アタシは、働けるんだ!


そう言い聞かせて、
ある日、ある友人に電話した。




その友人は、風俗嬢。
やはり子供がいて、風俗やりながら子供をしっかり育てていた。




『あのね、もうお金がどうしようもなくなって…働きたいの。お店、紹介してくれないかな』




怖かった。今まで自分には絶対無関係な所だと思っていたから。
電話を握る手が震えた。



…次の日、その友人に連れられてお店を訪ねた。



気さくなおばちゃんと若いお姉さんが1人。
『心配ないわ。ちゃんと稼げるから。』




そしてアタシは風俗嬢になった。




娘には何もいえず、いつも通りにスーツを着て出かけた。





そして、お店で私服に着替え、お客の相手をする。



言われた通り、お金は入ってきた。
初めは10000円。
次の日は30000円。
三日後には50000円。



一週間もすると本指名のお客も付いて、毎日コンスタントに5~70000円貰えるようになり、借金は見る間になくなっていった。



でも、比例して睡眠薬が増え、安定剤も抗うつ剤も増えて、体重が見る間に落ちた。




アタシ、壊れかけていた。
mai。☆+のいろいろ雑記帳-090813_1539~01.jpg