殺風景感想。 | ★WarriorGIRL'☆

殺風景感想。




なんかね、思うことがありすぎて
うまく記事にする自信がない。

わたしの陳腐な文才で語れる
作品ではなかったです。

とにかく素晴らしい作品でした。
役者さんたちも本当にすごくて。

感動って言葉では済ませられない
ような感情を抱く作品でした。

とにかく考えさせられるし
考えれば考えるほど
どんどん作品に引き込まれる。

本当に、良い意味で
余韻が半端ない。

ずーっと劇中にいるみたいな気分。

後半何度も涙を堪えて見てて
あるシーンでは泣いてしまって
カーテンコールはなんとか必死に
堪えてひたすら拍手を送りました。

なんで一回しか観に行けないんだろう
って、本当に後悔しました。

あんな良席で素晴らしい舞台を
観劇できたことに感謝します。







わたしの文章でこの舞台を語ることは
出来ないと言っておきながらも
やっぱり思ったこととか感想とかは
残しておきたいので、書きます。

ごめんなさい。

ほんとに勝手な感想なので。






以下、ネタバレ含みます。

















ぜんぶ語りたいけど絶対に
語り尽くせないので人物を
中心に語りたいと思います。

あと、特に印象に残ったシーンをね。

まずは稔&国男について。

稔も国男もどうしようもなく
愛せちゃう人物なんだけど。

稔が特に本当に可哀想で切なくて……。

んー……可哀想って言葉は
あんまり的確じゃないかな。

何て表現したら良いのやら。

でも、とにかく色々考えると
切なくてつらくなります。
胸が苦しくなる。

特に家族の食事シーンが
幸せそうで、逆につらい。

このシーンが一番好きでした。
このシーンが一番悲しかった。

兄弟2人がコンビニからパスタを
買ってきて、どのパスタ食べるか
とか言って取り合いになったり
サラダ買ってくるの忘れたり
おいしいねって言って食べたり
どこから見ても普通の家族なのに。

ハワイとか熱海の話をしてて
また行こうかってなるんだけど
この時点でもう既にこの家族は
大きな犯罪を犯してまっていて
あー行けないんだって思うと
ほんとにつらくて切なくて。

見てて涙が出てくるの、ほんと。

このままこのシーンがずっと
続いてくれれば良いのにって思う。

しかもその話の流れのまま
結局犯罪の話になってって
険悪ムードになってしまう。

ハワイとか行きたいね
って稔が言うんだけど
みんなに遠いって言われて
ちょっとだけいじける。

その時ちょっとだけ可愛い稔が見れる。

ここだって深読みすれば
無理だってわかりながら
そんな話をすることで
稔はほんとはそんな風に
普通に家族旅行とか
したかったのかなーとか
現実から少し目を離して
夢見たかったのかなとか
この町から出たかったのかなとか
他にも色々と考えられる。

でも、考えれば考えるほど悲しい。

てかね、普通に家族といるときの稔が
ほんとに弟って感じですごく可愛い。

つっぱったり、怖い言葉遣ってても
末っ子感がちゃんとよく出てる。



可愛いヒカといえば。

やっぱり国男のお財布争奪戦が
ものっっっすごい可愛い!

それ以外がとてもシリアスなので
ヒカっぽさが出たときの破壊力が
どうーーしようもなく大きい。

大倉さんがとにかく面白いので
ここらへんは笑いありのシーン。
そして、ヒカに悶えるシーン。
言い合いのテンポがほんと絶妙。

あと、国男の真面目さが
よくわかるとこでもある。

真面目だからこその弱さが
あるんだね……つらい……。




マリとの出会いのシーンでも
ヒカ扮する国男の魅力が満載。

ここでも酔っぱらって熱唱する
ヒカが超ぅぅぅぅ可愛い!!!
悶絶もの!破壊力!!

マリから色々衝撃的な台詞を投げかけられ
驚いたり困惑したりしてるヒカも可愛い。

あと、マリの告白がすごい。
最強の愛の告白だよね。

嫌い嫌いって言葉では言ってるのに
不思議と愛の告白に聞こえてくるのが
役者さんの表現力のすごさだよなぁ。

大和田さん、すごい。

この時のヒカの表情もすごく良い。
嫌い嫌い散々言われながらも
その真意を受け止めてる感じ。

そんでそのあと潔く2階に
連れてく国男が男前!!!
妬ける!←本音





あとはやっぱ、黄金色のカナブンの話。

泣きました。
えぇ、泣きましたとも。

家族のために、言われるがままに
やりたくもない殺人に行く途中で。

どんな気持ちでお姉ちゃんに
電話をかけたんだろうとか。

面白い話があるからって
お姉ちゃんに何度も何度も
着信を残してる時
何だったと思う?って
無邪気に問いかける時
すごいだろって笑う時
どんな顔してたんだろって
思ったら、知ってる限りの
ヒカの笑顔が浮かんで。
そして辛そうな顔が浮かんで。

最後の最後に、心のどこかで
殺人を止めてくれないかな
と、無理だとわかりながらも
お姉ちゃんに電話したのかな
っていう勝手な仮説を立てて
勝手に涙が出てきました。

号泣……。

お姉ちゃん役の江口さんの演技が
またものすごく良いんですよね。

わたしの勝手な仮説通りならば
その稔の気持ちにおそらく
気づいてたんじゃないかなと思う。
そんな演技をしてくださいました。

でも、最後に電話に出てくれて
良かったなぁって思いました。

江口さんは二役やってましたが
どちらもめちゃめちゃ素敵でした。

おかげさまで、涙腺崩壊でした。





国男だって稔だって、時代が
違っていればきっと違う生き方が
出来たんじゃないかって思う。

国男だって決して極悪人じゃない。

優しくて、真面目な人。

むしろ、家族のために必死で
幸せにしてあげることに
夢中なだけだったと思うから。

幸せにしてやるっていう約束
叶えるために必死だったんだと思う。

プロポーズ……ではないか。
んー…子供を産んでくれって
いうところのシーンもね
涙なしでは見られなくて。

ヒカの言葉の切り方とか
強調の仕方とかが絶妙。

真摯な気持ちがものすごく伝わってくる。

誰よりも幸せにしてやるって約束する。
マリも、誰よりも幸せになるって言う。

今後の二人がわかるだけに
ものっすごい胸が苦しくなる……。

あ、思い出しただけでつらい……。

国男はお母さんもお母さんなので
マリと出会ってからが一番幸せ
だったのは間違いないと思うし。

そして最終的にお母さんと同じ
最期を選ぼうとしたっていうのが
もうなんともやるせない……。

どうにか幸せになれないものか。




稔は、いろいろ背負わされて
結果一番の罪を負ってしまった。

大事な幼なじみまで殺した。

ちょっとした台詞や表情に
友人を殺すことへの戸惑いが
よく出てたよね。

けど、それだって家族の
幸せを願ってのこと。

ただ幸せになりたかっただけなのに。

殺そうって言い出したお母さんを
一瞬だけ恨んでしまいそうになる。

1人殺したら何人でも一緒だ
みたいなことを言ってたけど
頑張ってそう自分に言い聞か
せてるようにも聞こえたよね。

既に1人殺しちゃってるんだから
どうせもう後戻りなんて出来ない
って言ってるようにも聞こえる。

悲しい……。

そんなことを言いながら、拳銃打つ度に
ビクッてなる稔の背中を見るのが辛すぎる。

何発か外すのも、稔の戸惑いの
表れなのかなーとも思う。

昔、母親の死に方を目の前にした
お父さんが、頭を狙えって言うのも
なんとも複雑すぎてつらいよ……。
深読みしすぎ?

お父さんのさ、「 お前は俺だ 」
っていう台詞もつらいよね。
一種の呪いとでも受け取れるよ。
結果、殺しの引き金になる。

深読みついでにさらに深読みすると
あの台詞を目の前で聞かされている
長男も複雑ではないかなーと。

ほんとならそれ、長男でしょ。

でも、血のつながりがある
長男は稔なわけで。

長男はほんと救いようのない
奴なんですよ、これが。

だけど彼も抱えてきたものがあるわけで。

そのどうしようもない人格を
作り上げるまでの過程には
おそらく色々あったんだろうな。

そう思うとやっぱり嫌いになれない。

大倉さんがコミカルに演じてくれてる
おかげで愛すべきキャラになってるし。

んー、深い。深すぎる。

お兄ちゃんには奥さんがいることが救い。
どうか見捨てられませんように。

だからって稔にすべての罪を着せる
みんなもどうなのって思うけど!!

それも実子じゃないことへの
遠慮の表れなのか……?

長男にとってはその遠慮も複雑でしょう。

……うーん、やっぱり深い。

それにしても、みんなすべてを
稔に背負わせすぎだと思うよ。

頼りにするのと犠牲にするのは違うし。

大事な経験だ、みたいなこと言ってたけど
もっと他にあるでしょ、お父さん。

息子への愛情と期待のかけ方が
どこからか間違ってたんだね。






お母さんができないなら
自分がやってやるって
言ったのも稔らしいと思う。
一度じゃなく言ってたしね。

わたしはあの家族がバラバラ
だったなんて思わないです。

むしろ仲の良い家族のはず。
愛だってあったはず。

一緒に食卓囲んでたし。

食卓囲んで楽しい会話がある様子って
幸せ家族の象徴みたいなとこあるよね。

本当にバラバラの家族を象徴したかったなら
あのシーンは要らなかったと思うからね。

缶蹴りとか普通しませんし。

なんだかんだお母さんに優しい
息子二人がいとおしくなります。

稔がしっかりお母さんの缶蹴りの
才能を受け継いでるのも良いよね。

幸せな時だってあったはず。

そのあとに舞台のポスターを見ると
幸せな表情の4人に涙が出ます。

ヒカ含め役者さんたちが
その複雑さを出すのが
おそろしいほどに上手い!

一人一人の印象に残った演技を
語らせて頂きたいくらい!!

どうしようもない家族なのよ、ほんと
でも、嫌いになれない。
むしろ好きになるの。
引き込まれちゃうんだよね。

いつかあの家族が熱海にいけると良いな
って、ほんとに心から願ってしまうよ。

そして稔がいつかちゃんと
誰かからまっすぐな愛情を
注いでもらえますように。






真面目な感想をここまでにすると。←

ごめんなさい。
ここからはヒカ担としての感想。

まず、マリが羨ましい!!!
そして、大牟田弁かっこよすぎ!!!
煙草吸う姿がパーフェクト!!!!

ひっくい声に心臓射ぬかれました。
一言目から完全にノックアウトですよ。

煙草良いなぁ……似合う。
動作が美しすぎて魅入っちゃう。

喫煙シーンだけじゃなくて
身のこなしとか仕草ぜんぶ
綺麗なのがさすがヒカでした。
ダンスの美しさと同じだね。

うん、かっこいい。

金髪オールバックとヤン服が
あんな似合う人いるんだね!
大倉さんも似合ってたけどね!

ちょいちょい出るヒカっぽさにも
もーかわいすぎてやられました。

幼なじみと昔遊んだ話を
してるときとか良いよね。
あとを知ってると辛いけど。

ツルハシ何回かごっつんやっちゃう
ヒカが可愛くて救われました。

衝撃発言も、物語の一要素として
聞けばなんの問題もなかったし
むしろときめいちゃったし、←
とにかく大牟田弁がすごく良い。

何度でも言う。
大牟田弁がすごく良い!!!!!

キレキャラも良いなぁ。

あの大牟田弁で、わたしもキレられたい。←

ヒカの悪い顔が大好きなもので。
眉と口の動かし方とかがツボなの。
我ながらキモいなほんと。
ごめんなさいこんなんで。
でも観劇中は真面目でしたよほんとに!!

お姉ちゃんとの電話シーンは
座席的にちょうど目の前で
あーもうノックアウトですよ。
やられましたよ。

顔といい声といい手といい大牟田弁といい←
とにかくすべてがパーフェクトですよ。
文句のつけようがない。
ごめんなさい。ときめいてごめんなさい。
でもかっこいいんだもの。ごめんなさい。
( 落ち着け。 )

おでこちゅーまで目の前で
やらなくて良かったけどね(・∀・)←

あれ結構ダメージでかい……。

そりゃあ話の流れ的に仕方ないけどさ。
髪の毛だったけどさ。

感情移入してるだけにつらい……。←

あれは国男だ。
あれはヒカじゃない。←←

てか、ちゅーよりもあの手にがしっと
掴まれたのがうらやましかったり。ww

慣れない感じが可愛かったけどな!!ちっ!

基本的には国男&マリを応援してたので
あのシーンは良かったけどね、うん。

あのまま幸せでいてほしかったよ。




あとはやっぱり大倉さんだよね。

すごい。面白すぎる。

お財布争奪戦でもねー
可愛いヒカが引き出されたのは
大倉さんのおかげですもの。

例え話のくだりとかほんと最高。

この方が殺風景に出ていて
くれたことに感謝したい。

泣けるシーンでも挙げた
家族の食事シーンでも
サラダのくだりとかが最高。
お父さんのペロンペロンも良いけどね。
笑ってしまったよ。

あのまったくうるさくない
笑いのとり方がとても好きです。

まぁ個人的にはあのサラダのくだりの
稔の流し方は最高に好みなんですけど。
あーそうだね言いよったねみたいな。
それは話逸れるので語りませんけど。

てゆうかあそこの稔くんほんと可愛いよね。
お母さんへの受け答えとかもう悶絶もの。
優しい!お母さんに優しい末っ子!!
ミートソースとか可愛すぎるんだけど!!

……………………ごめんなさい。



あとは、母親同士のバトルのところで
みんなが歌い始めるシーンね。

あそこの大倉さんが特に最高。
きょとんとしたヒカも可愛い。

でも、あれが何を意味してたのか
わたしにはわかりませんでした。

時代へのやるせなさとかそういうこと?
わかんない。悔しい。もう一回見たい。

何かを伝えようってしてるのは
ビシビシ伝わってきたんだけどな。

でも、そのあとに言った
絶対幸せになってやる
っていうマリの台詞が
昔国男のお母さんに言ったのと
完全にリンクしてましたね。

これだけなんだよね、ほんとに。
幸せになりたいだけなのに。

幸せになるって難しいんだな……。

あ、また辛い。胸が苦しい。


てか笑いの誘い方ももちろんだけど
皆さんほんと芸が細かくてすごい。

一回の観劇じゃたぶん拾えなかった
部分が多かったと思います。
だからやっぱりあと数回見たかった。
そしたら色々変わってだろうな。

わたしはうっかり八兵衛有岡くんの
ようにヒカに直接聞けないので、笑
勝手に解釈するしかないんですよね。

でも、観た人が感じたままに
考えていいみたいなことを
ヒカが言ってくれてたんで。
感じたままに考えてみました!!←



とにかくほんとにほぼ毎日
誰かしら有名俳優さんたちが
観劇してるのがすごいよね。

しかも、ヒカもちゃんと存在感を
認められてて、さらにしっかり
褒められてるところがすごい。

やっぱりヒカはただ者じゃない!

ヒカの目はやっぱり
誰から見ても魅力的なのね♪





そしてわたしね、今さら
元となった実際の事件の
概要を見たんです。

設定が思ったより実際の事件を
参考にしててびっくりしたけど
まぁ同情の余地もない事件よね。

普通に舞台とか見ずにあの事件を
聞けば、気分悪くて無理だったと思う。

劇中の言葉を借りれば
うん、クズだと思う。

でも、舞台を観ては
そうは思えなかったな~。

実際のところ、あの家族の背景に
あのしっかりとした経緯とかが
あったのかはわからないけれど。

舞台のような背景があったのかもしれない。
なかったのかもしれない。

それはわからないし、どんな理由でも
殺人は許されることじゃない。
未来を奪ったんだみたいな台詞は
劇中にも出てきたけどその通りです。

なのに、ただの罪人としてあの家族を
扱うことが出来ないのが、今回の舞台の
本当に深いところですよね……。

ちょっとしたズレとかタイミングで
あんな風になってしまうんだもん。

難しい……深すぎる……。






んー、まだまだ書きたいことあるけど
収拾つかなくなりそうだからやめます!

とにかく、この舞台を観に行けて
ほんとに幸せだったなぁと。

こんなに心を揺さぶられるような
経験ってあんまりないもん。

そのくらいの衝撃を受けました。

あと、これからもいろんなヒカを
見ていきたいなぁって思いました。

だからずっとヒカについていく!!



こんなまとまりのない長文
ここまで読む人いるのか?(笑)

もしいたとしたら感謝です!
以上!




あーーーあと2、3回観に行きたいな!笑