そういえば2年ほど前に郷里福岡に帰った時
もつ鍋を居酒屋で食べた時に
福岡でもこれが標準なんだと驚きました
簡単に言えばキャベツやニラは飾り程度で
脂付のしま腸がどっさり入ったもつ鍋でした
東京ではそれが当たり前になっているのは承知してましたが
福岡まで、、、
自分が知っている昔々のもつ鍋は
きゃべつがそれこそてんこ盛りでした
更にそこにニラもてんこ盛りでした
それを和風の醤油系スープで煮て食べます
しま腸は申し訳程度に鍋に入っているだけです
もう出汁の一部の機能として入っていると言ったほうが良いでしょう
そこから程よい脂が出てキャベツやニラが美味しく食べれます
戦後の食糧難の時代に考え出された食べ物です
モツさえ惜しんで使っていたからでしょう
そんな元祖もつ鍋
その長所、キャベツやニラが美味しく食べれるもつ鍋を
アレンジした他店とは違うもつ鍋を只今考案しております
今年の冬のコースメニューに入れる予定ですが
なんだか思ったより早く寒くなりそうなので
急いで作ります