料理の著作権 | ステーキ居酒屋300BONE池袋店&新宿店のブログ

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昨日ツイッターを覗いていると、炎上しているツイートがあったので見に行ってみると
料理の著作権のようなもので燃え上がっているので
興味が出て、覗きに行ってきました
炎上の理由は若山曜子さんという料理研究家が村上理子さんという翻訳ライターさんが
発表しているオーブン料理ぎゅうぎゅう焼きというのを
自分の料理本に載せて、宣伝でぎゅうぎゅう焼きという言葉を使っているというものでした
ちなみにご本人曰く宣伝は出版社が勝手にやったもので
本にはその言葉は全く載せていないという話です
この若山さん、それ以前の本では瓶詰めのジャーサラダを紹介していて
そのジャーサラダもフランスが発祥らしいのですが
ジャーサラダは自分が何度か行ったことがあるニコラシャールさんが
日本では発表したのが一番早かったとはおもいますが
それが流行りものになると本にするあたりは
ヤッパリはやりものに当て込んで料理本を売る商法と言われても仕方がないのかも
まあでもです。料理本の世界は大体そんなものです
何かが流行れば早ければ次の月当たりに出版社はその辺の料理研究家に頼んで
今はやってるあの料理の本ということで発表します
まあ、事の真相は本を売りたくて仕方ない出版社にあるんでしょう
話を戻せば、ところでそのぎゅうぎゅう焼きなるものを見てみたのですが
ただのオーブン焼きです。日本人はあまりオーブンを使いませんし
家庭ではなおさら、今時電気代も高いし家で電気オーブンを使って料理なんて
家族が多いならまだしもなかなかやらないでしょう
それ故、珍しげに見えるだけです
まあ工夫としてはただのオーブン焼きを綺麗に盛り付けてそのまま焼くという
発想の転換?まあメンドクサイから皿などに取り分けずに
オーブン皿のまま提供するという話です
まあ日本でいえば鍋に近ですかね
村上さんって人もツイッターでかなり若山さんって人に噛みついてるけど
オーブン料理を日本人に紹介してるだけなんでそこに著作権とか無いですよ
そもそも日本人って秘伝のなんやらとか大好きですが
人に秘密にしないといけないような料理なんてないと思うんですが、、、
料理や飲食店の世界で特許や著作権の裁判なんかやりだしたら、きりがないし
弁護士は左団扇稼業になって喜ぶんだろうなと思います
もう一つついでに言えば、どんなに真似をしても、レシピ通りに作っても
造れないという料理もあります。
そうレシピでは表現しきれない包丁の使い方、切れ味、微妙な火加減が料理の味を
変えるからです。それ故料理人という職業があると自分は思います
まあ、最近じゃあ料理屋でも誰でも出来るようなものを出すお店が多いのもじじつですが、、、