寿司屋の個人店 | 肉と酒 肉バル300BONE池袋店&新宿店のブログ

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300BONEは池袋と新宿にあるステーキ居酒屋です。毎日お店で作っているステーキや様々な料理のことを書いています。料理を見て食べてみたいと思ったらぜひお店までお越しください。お一人様歓迎です。

日本人の好きな食べ物といえば、カレー、ラーメン、お寿司と必ず
トップ3には入る食べ物ですが
個人店が激減している代表格なのがお寿司屋さんです
でどうしてそうなるかといえば、簡単に言えばお魚ってめっちゃくちゃ原材料としては
高いものでしかもお魚の食べ方として刺身ほど贅沢な食べ方はありません
例えば鯛なんてお刺身にしてしまえば半分くらいの身しか取れないので
2000円の鯛というのは4000円の材料代になるということです
大きさにもよるでしょうが2000円の鯛だったらお寿司にすると
頑張っても30カン弱しか取れないので一貫の原価は133円
ということは売値は400は貰わないと合わない計算になります
しかもお寿司屋さんの場合は鯛だけではなくマグロもイカも、
ウニもその他もろもろのネタをそろえなければいけません
もちろん全部が高いネタではないので、適当なところで
混ぜて使って一人前にして売るのが一般的ですが
それでもネタは鮮度が大事なので、もちろん長持ちする魚もあるのですが
廃棄もそれなりには出るのが現実でしょう
と考えると大手チェーの回転ずしのような値段では到底売ることが出来ず
競争力がなくなります。しかもお寿司屋さんの場合は
職人でなければいけないので、バイトに仕事を任せることも出来ません
となると人件費もそれなりに嵩むわけです
大手チェーンでは寿司はロボットが握ります
ロボットが握った酢飯に人間はネタを載せるだけ
ネタは大量仕入れでほとんど冷凍、数量管理はコンピュータがやるので
廃棄率は減ります
まあ、あれをお寿司というかどうかは別ですが形は一応お寿司です
そんなわけで、最近では個人のお寿司屋さんがめっきり減ってます
さて、べつにホリエモンがそんなに嫌いなわけではありません
が、若い人に影響力のある方なので、ちょっと書いておきたいのは
その辺のことです。たしかに寿司屋の専門学校的なところへ行けば
そしてご本人が真面目で勉強熱心で一生懸命やれば
寿司職人ぐらいにはすぐになれるのかもしれません
ただ、寿司職人がそんなにいい仕事かといえば、それは微妙です
飲食業は普通の人が休みの日が仕事です
普通の日でも一家だんらんを楽しむ夕方からが本番の仕事です
休みも多いとは言えません、給料も高いとは言えません
やとわれの職人なんてそんなものです。
そもそもの経営母体が弱食企業が多いからそうならざる得ないのです
それではホリエモンさんが言うように今からは飲食店は個人経営の時代だ!
というのはどうでしょうか?一面ではたしかに個人店でしかできない料理というのもあるし
大手の企業のより小回りが利くので、強みもあるといえばあります
がやはり資本力が弱く、オーナーは自ら現場に出て働かねばならないのが普通なので
戦略をじっくり練っている暇などないのが本当のところです
それ故上で書いたように個人の寿司屋は減少の一途をたどってます
それでもあなたは寿司屋になりたいですか?
じゃあ自分はなぜこの業界で働いているかといえば
それは料理が好きだからです。そう休みや私的な時間を犠牲にしても
飲食店をやるのが好きだから自分はやっているわけです
普通の企業を退職して寿司アカデミーに行って寿司屋を開業する
という夢は一見素晴らしそうですが犠牲にするものを多いですよ
そんなに飲食業が好きなんですか?料理大好きですかね?