「日々の初心」能楽師・武田祥照のブログ

「日々の初心」能楽師・武田祥照のブログ

能楽師の日々をつづったblogです。
日頃縁の遠いと思われがちな能楽が少しでも身近なものになれば幸いです。

YouTubeでのリモート初詣での企画にて、次回(1月22日)は日蓮宗の総本山・身延山を取り上げることとし、

稀曲「身延」を勉強中です。

 

今週で緊急事態宣言から2週間たとうとしていますが、

徐々に感染者は下がるのでしょうか。

 

今日は「養老」から

 

「君は船。臣は水」

 

為政者、人の上に立つ人は船のようなもの。

臣下、国民は水のようなもの。

 

この言葉は現代においても重い言葉だと思います。

船は水の上に浮かんで、君子は人の上に立つということは理解できます。

しかし、重要なことは、逆に水が無ければ船は無用の存在ということです。

 

苦しい状況が続く中、政治に対する不満が蔓延しているように思います。

国民生活に制限を掛けておきながら、政治家が模範を示せているのか、

最初の緊急事態宣言から8か月の間有効な対策を練っていたのか、、、。

 

水は船を浮かべる性質がありますが、

船も水をうまくコントロールしなければ、転覆させられることもあるでしょうし、

水がなくなってしまったら、船はもうその意味を成しません。

 

温故知新。

ぜひ歴史に学んでいただきたいと思うのです。