お葬式ネタなので、
興味のある方だけ見てくださいね
祖父がなくなり、久しぶりに葬式をしましたが、色々なしきたりにびっくりしました
細かいことがすべて決まってます。
葬儀屋も大変だが、親族や地域の方がやることが多い。
葬儀屋&5人組という地域の方が率先してやってくれます。
亡くなった直後~火葬まで
自宅にご遺体が戻ってくる
出棺までろうそくの火🕯️を消さないように、
交代で番をする
(おばあちゃんが、祖父の横で一緒に寝ました)
納棺(自宅)
釘を順番にうつ
◆出棺(自宅)
出棺時、使っていたお茶碗を床に叩きつけ割る
◆火葬(昼間のみ)
その間、5人組の地域の方が自宅で
留守中に祭壇を作ってくれる
自宅に帰り、祭壇に遺骨を置く
順番に線香と水かえをする
葬儀場へ
◆通夜
チンチン隊と呼ばれる地域のおばちゃん軍団が8人くらいきて、
お経と太鼓と鐘を鳴らしながら1~100番くらいまで歌を歌う
(三途の川を渡り、天国へ旅立つ歌)
同時にお坊さんもお経を負けじと読む(笑)
途中、砂糖水が配られ飲む
(不味くてのみきれない人続出)
終わった後の食事の時、
身内3等身くらいまでの方が、
『志』と書いた封筒に1000円入れ、チンチン隊8人全員に渡す
(1人6千円くらいもらえる)
◆告別式
身内によって、受付に出すものが違います。
今回は49日までやるみたい。
私は身内なので4袋だしました。
(とにかくお金がかかります)
御仏米料 3万円
ご香典 5千円
御仏前 5千円
義理母から預かったご香典
葬儀前
始まる前に、首もとの後の襟に紙をつける
(セーラー服みたいになる…)
お坊さん3人がお経を読む
(天国に着き、祖父は仏になるが、
人によって仏の中でも上級階級へ送ることができるみたい。
祖父はそこへ送った、とお坊さんからお話あり)
葬式中、祖父の娘(私の母)が白いかぶりものして、お坊さんの横でお釜からごはんを盛る🍚
それをお坊さんが受け取り、お箸ですくうを繰り返す (20分くらい)
お坊さんに渡した後は、納豆みたいな藁に包む。(後でお墓で焼く)
大事なお経の時は、水を絶やしてはいけないので、親族らがご焼香と水かえを交代でやる。
(1人5回くらい葬式中お焼香する)
ごはんとおかずが配られるので、割りばしを割らず、そのまま一本橋で食べる🍚
途中親族ら全員で、お坊さんに続き列になり、祭壇の前を時計回りに手を会わせながらぐるぐる3回まわる。
入れない参列者は、入り口のご焼香だけだが、
100円を置く人もいた(これも人による)
意味は謎。
お墓へ
死者への道しるべとして、自宅からお墓まで
ちょうちんや案内板が出る
お墓の納骨時、小さな鐘を小刻みにチンチンチン♪とずっと鳴らす
(ボクシングに使うやつみたいな)
納骨袋や、包んだお米、服や布団など、
遺族が使っていた物などは、このタイミングで燃やす。
(一緒に天国にもっていくのかな?)
◆お寺参り
近くのお寺にお札のようなものを奉納する
(しばし全員でお寺で生前の祖父を忍ぶ)
葬儀場へ戻り、遅い昼御飯
ごはんはかなり豪華❗な食事。
1人1万くらいしそう。
こちらで、受付や色々やっていただいた地域の5人組メンバーの方へ、お酒をつぎながら、
志2000円を身内軍団が配る
(4人いたので、8000円私も配りました)
他にも、祭壇の果物料も孫4人で割って
8000円。
今回の葬式で、64000円使いました…
しょうがないけど、田舎の葬式って想像以上に大変
その他には、自宅に泊まっている親戚の方々を
もてなさないといけないので、
お茶やごはんの用意やらで大変です。
本当に泣いている暇がないです(笑)
泊まっている人数多すぎて、お風呂もまともに入れません。
でも、
祖父が本当に地域の人に愛されていたんだなぁと、感じることができた葬儀になりました
田舎の葬式のしきたり……
今回かなり勉強になりました。
もっとすごい地域は大変ですね……(*_*)