11月24日早朝、主人の妹のお舅さんがなくなりました。
長い闘病生活の末、最後は静かに眠っている間に訪れた死だったそうです。
お顔を見せていただきましたが、今までに見たどのご遺体よりきれいなお顔でした。
若いころから堂々とした美男子でしたが、
死に顔もほんとに綺麗でした。
納棺士のかたが、心をこめて遺体を清め、
おしゃれだった故人の愛用のピンストライプの濃紺のスーツを着せ、
深紅のポケットチーフ、臙脂のネクタイ、まるで往年の銀幕スターみたいでした。
ながい介護生活につかれている、妹夫婦のほうがよほど生気がない。
4年前に私の母が亡くなった時の事を思い出しました。
わたしも、おしゃれだった母に色無地の着物をきせて、おくりました。
納棺士のかたは、若い女性達で、とてもきれいに母に死に化粧をほどこし、
着物をきせて、帯を結んでいるようにみえるようにしてくれました。
湯灌のようすは、おごそかな儀式のようであり、
故人の尊厳を守り、遺族に対しおもいやりをもった、パフォーマンスでした。
いまさらながら、彼女たち納棺士に感謝します。
あの時は葬儀をとりおこなうことで、頭がいっぱいで、
ちゃんとお礼が言えたのだろうか、思い出すこともできません。
人は生まれてから死ぬまでに、いろんな人のお世話になるものです。
死を身近に感じるようになった年頃です。