破門されてもしかたがないほど落ちこぼれの保己一を、一座の師匠である雨宮検校は 学問の道を許してくれよ
人に読んでもらわなければ 本も読めない
字も書けない
保己一が 学者に なれるとは 思えなかったんだろうけど
これを機に 見違えるように 頑張ったよ
嫌いだった あんまの修行も
そして 『あんまの保己一』と 呼ばれ 旗本屋敷に出入り出来るようになったんだよ
そこで 主人や奥様から 本を読んでもらう機会が 増えていったんだよ
雨宮検校には 物凄く 感謝したよね
だから、どんなに 地位が向上しても 一座の仲間や師匠への恩は忘れなかったよ
当時 点字はないし 盲人に 学問は 無理だと 思うのは仕方ないことだと 思うのに 許してくれたんだもの
やる気スイッチON!
に なると
不思議と 人が 集まって 協力者が 増える
公家や 旗本が 支援してくれたり
豪商が 経済面で 協力してくれたよ
どんな 困難にあっても 感謝と 喜びのうちに進むことが出来たのは お釈迦様の教えを集約した『般若心経』を唱えることだったそうだよ
それまで 自分を見下した人たちを 見返してやりたいと思っていた気持ちが 辛い経験や人の情けに触れて
目指す人は 豊臣秀吉から菅原道真に 変わっていったんだ
続く