長い日を旅して 
めぐり会えたここで
綿毛になり旅する 
たんぽぽのように

強い雨も風の日も 
大地に根を張り生きて来た
今ここにいることが 
いのちの歴史



理不尽な出来事に 
立ち尽くした日々もある
超えて行くのも人生 
わかっちゃいるけど

眠れぬ時を数えては 
不安に沈む夜でさえ
朝日ひかり輝き
道を照らすだろう



いつまでも(これからも) 
変わらずに(いてね)

穏やかな その笑顔 見たいから

元気で会いましょう 来年のこのときも

ヒューマンの風 優しく 我らを包みゆく
ヒューマンの風 いざない 我らと歩みゆく




             〈卒業です。〉