面白かったので、ちょっと紹介。
この本、中山可穂版、オペラ座の怪人と申しますか。
50年前に舞台事故で亡くなった伝説の男役スターが、大劇場の奈落に棲みつき、歴代のトップスターを陰ながら支える。
亡霊が、大階段から転落しそうになるトップスターを助ける。
亡霊が、粋にウィンクをおくる。
亡霊が、お姫様抱っこする!
いいのです!
なぜならば、宝塚だからです。
宝塚ならば、何が起きても、ありなのです!(笑)
別に挿し絵があるわけでもないのですが、
いつのまにか男役トップスター、如月すみれにポ~❤となっている自分がいたりして。
宝塚男役は、「女性が理想としている男性像を極限まで突き詰めている」のだから、
結局のところ、(女性の心の根っこのところがわからない)本当の男性が敵うわけがないと言います。
いつの間にかファンになってしまっていたのか、不覚にもすみれのサヨナラ公演の舞台挨拶に目頭が熱くなってしまった。ww
以前、あるトップスターのサヨナラ公演に連れていってもらったことがあるのですけど、
そのとき、公演が始まる前から泣いているご婦人がたくさんいらして、
当時はちょっとビックリしたのだけれど、
今ならわかるわぁ。
筆者は、色々噂を聞く中山可穂さんですが、
本書はさわやかに。まさに清く正しく美しく綴りあげられておりました。
よかったわ❤
